暁 〜小説投稿サイト〜
やはり俺の青春ラブコメは…間違ってるのかなぁ
当然、比企谷八幡はぼっちすぎる
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先生は相手の心が読めるスタンド使いなの?それとも常人を超えたテレパシー使いなの?

……うん。逃げるのは良くないよねー。うん。自分の嫌な状況から勝手に逃げるなんてサイテーダヨネ

最後に俺は奉仕部の部屋に向かうために階段を上り平塚先生が視覚から消えた時に立ち止まった。


「――――はああぁぁぁぁぁぁ………」


そのあと部室に着くまでため息しか出なかった。そういえばあの時1つしか言ってないからあえてその2を言おう。

その2――――――――――――――――――――――土下座。


                    ?       ?       ?


 そのあとしぶしぶ奉仕部の部室へと向かっていると派手な女子が深呼吸していた。まるでフリーターの面接前の緊張並みに何度も吸っては吐いてを繰り返していた。

そしてその子は俺の目的地である奉仕部のドアの前だった。するとその女子は小さな声で「うん…大丈夫…行ける…」と自己暗示していた。しかし一向に入る気配がない。このままずっと待ってるのもこっちが疲れるので仕方なく話しかけよう。

「そんなに緊張せずに中に入ったら?」

出来る限りやわらかーく笑顔を作って話しかけたらこちらを無表情で振り向く。

「うひゃあぁ!!」

すごい驚きようでびくびくしてもう一度こちらを振り向く。いやいや、こっちが驚くよ逆に

「ご、ごめんね。人がいるとは思わなくて…」

 すると俺はこの人を初めて見た。明るめに脱色された茶髪にボタンが三つほど開けられたブラウス、それに光るネックレス。印象通りに派手めな女子だった。この人を知ってるようで知ってないような……でも名前を知らないってことはリア充のムカつく奴らじゃないってことでいいだろう。

「俺も急に話しかけて悪い。俺は奉仕部の部員なんだ」

「そうなんだ…。あの…ここが奉仕部の部室だよね?」

じゃなかったらさっきまで緊張していたは何だったんだよ…とは軽々しく言えない。初対面で馴れ馴れしく話しかけられるのはかなり腹が立つのを経験済みなのであくまでも作り笑顔で、声のトーンを明るく補正し、笑顔を保つ。これさえできれば問題ない。

 俺は頷いた後に部室のドアを開けた。そこにはいつも通りの雪ノ下雪乃と顔は知らないってことは比企谷八幡だろう。そしてドアを開けてこの女子が彼を見ると目を見開いた。

「な、なんでヒッキーがここにいんのよ!?」

「……いや、俺ここの部員だし。てか隣のは誰?」
それは俺にかけられた言葉だろう。雪ノ下雪乃か平塚先生から説明してもらってないんだな。
俺は雪ノ下さんに目を合わせるときょとんとして小首をひねる

「……?ここは依頼者か関係のある人以外立ち入り禁止よ」

「あっれ〜
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