第十一話
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クフーンを出して何とか助かった。
ゴールド達も無事やな。
「踏ん張れよバクフーンッ!!」
その時、三匹が進化した。
『三匹同時に最終形態になったッ!?』
「信じられないッ!! この前ベイリーフに進化したばかりなのに……どうしてッ!!」
「理屈なんてどーでもいいぜッ!! 押し負けてねぇッ!! 今ならこのデカブツに勝てる ぜッ!!」
「ならルギアの体力を削るでッ!! シャワーズ、”あまごい”やッ!!」
シャワーズが雨を降らせる。
「一体何を……」
「お前らは避難しろッ!! その後にポケモンを回収するんやッ!!」
「分かりましたッ!!」
ゴールドとクリスが一旦離れる。
シルバーも渋々離れる。
「ピジョット、ピカチュウをおんぶしてルギアの上やッ!! バタフリー、”ねむりご な”やッ!!」
ピカチュウを背負ったピジョットがルギアの上空に行き、バタフリーが”ねむりごな”でルギアを眠らせる。
三人共、ポケモンは回収したな。
「ルギアの身体は水に濡れている。水を通しやすいのはッ!?」
「………電気……」
俺の意図に気づいたシルバーが呟く。
「行けェェェピカチュウッ!! ”かみな り”やッ!!」
「ピィィカッチュウゥゥゥーーーッ!!!」
”かみなり”がルギアに直撃した。
「ハッハッハ。効果は抜群やッ!! 今や、ボー ルを投げろッ!!」
「了解ですショウさんッ!! シルバー、当てどころは何処だッ!!」
「額だッ!! 額を狙えッ!!」
「うおっしゃぁッ!! いっけぇッ!!」
バシッ!!
ゴールドがモンスターボールを投げるが違う場所に当たって跳ね返った。
「しまったッ!! 何時もみたいにキューで打ってねぇから外しちまったッ!!」
「任せてッ!! たあァッ!!」
クリスが蹴った。
ボムンッ!!
今度こそ、ルギアに当たった。
キューが地面に突き刺さり、その近くにモンスターボールがある。
「……やった。オイやるじゃねーか学級委 員ッ!! よくぞ俺の作ったチャンスを生かしてモノにしたなッ!!」
「……ショウさんが殆どしたじゃない……」
クリスがそう呟く。
シルバーはモンスターボールを拾いあげるが何も言わない。
「オイ、どーしたよ? あ〜〜〜ん?」
「……見てみろ」
ボールを見るがルギアはいなかった。
「……んなッ!?」
「えぇぇッ!!」
「中身がねぇッ!? 空だとォッ!!」
ゴールドの絶叫が響いた。
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