オーレン戦役
アイスクイーン
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が遮り更に告げる。
「私の所属しているパーティーの説明をしなくてはいけないと思いまして残った次第です。私のパーティーは善王の嫡子であられるナタリシア様をリーダーにしたパーティーです。これだけで理解していただけるとは思いますが公にすることはできません。決行の折りにはご配慮願います」
タラスは驚きのあまり声が出ない。
代わってアイスクイーンが口を出した。
「それは驚きだね。しかし逆ではないのかな?これを利用して同士を募るのも悪くないとは思うが」
そこまで口に出してアイスクイーンは言葉を濁らせ
「なるほど、まだ時期尚早なのか。まぁそこはタラス殿に任せておけば上手いことやってくれるさ」
と視線をタラスに移す。
「その件については任せておいてくれ。そうかそうだったのか」
タラスとデフィル王は歳は離れているものの親友であり産まれたばかりのナターシャを抱いたこともある間柄だ。
だから余計に感慨深いのだろう。
涙を流し喜ぶ姿を見たナイルはそういう経緯もわからずただ見守るだけだった。
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