村長の依頼編
第二話―ガナの村
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ガナの村は、周囲を密林が覆っている村だ。
俺のいた村と比べれば全然近代的なのだが、
最近はどうも移動型の村?まであるらしい。
だから、そう考えるとあまり近代的ではないかもしれない。
「ひとまず村長のとこにいくか…」
村の人に聞いたところ、村長は今農場にいるらしい。
俺は、農場を目指して歩きだした。
ーーーーー
「えぇと、貴方が村長さんですか?」
「おぉ、いかにも。わしが村長じゃ。という事は君がキョウヤ君か」
「はい」
おっさんが村長の村って珍しいな
「そうか、よろしくのう。確か君はハンターになりたいんじゃったな。」
「そうなんですけど……モンスター狩った事ないし、武器と防具もないんですが
どうすればいいですか?」
一応相手は村長なので敬語を使う。
「それなら、この金で武器屋で装備を整えなさい。」
そう言って村長は俺に金をくれた。
「それとモンスターを狩ったことがないのなら、
このクエストをひとまず受けて見てはどうじゃ?」
クエストの依頼内容は、ケルビの角3個の納品。
ケルビ………確か鹿みたいな奴だったな。
まぁこれなら俺でも出来るか。
「ありがとうございます。
クエスト内容をクリアしたらまたここに来ます。」
「おぉ、頑張るのじゃぞ。それと村にある大きな家は
君が使ってよいぞ」
村長に一礼して、俺は武器屋へ向かった。
ーーーーー
どうしよう。すげぇ迷う。
武器を決めることが出来ず、俺は武器屋の前でずっと立ってる
変な人になっていた。
「太刀が使いたいんだけどなぁ……」
だが俺が持っても恐らく振れない。
大剣なんてもはや言うまでもない。
「双剣にしたらどうだい?軽いから扱い易いよ」
太刀を使いたいが振れないのなら意味がない。
武器屋のお兄さんの言葉に頷き、双剣を買う。
「はいよ。毎度あり〜」
強化すればしばらく使えるだろう。
新しい武器買うかもしれないけど……
防具は新しい家に置いてあった《ハンター》シリーズ。
「さてと、行きますか」
密林の前に到着した。
なんだかワクワクする。
この先には、どんな出来事が待ち受けているのだろうか。
今の俺には分からない。
「だからこそ…」
俺は密林に足を踏み入れた。
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