暁 〜小説投稿サイト〜
青い目のハイスクールクイーン
第四章
[3/3]

[8]前話 [9] 最初
スをくれた。
「一つずつな。少しずつ」
「やっぱりそれしかないか」
 それをあらためて思った。
「昨日で一気にいきたかったけれど」
「順番ってやつがあるんだよ」
 リーダーはまた俺に言った。
「何でもな。それをわかれよ」
「切れずに焦らずにだね」
「それはできたみたいだな」
「うん、何とかね」
 それはなかった。とりあえずはまともにいけた。俺もそれには自分で満足していたりする。
「上手くいったよ」
「じゃあそのまま行け」
 俺はまた言われた。
「それでわかったな」
「わかったよ。それじゃあまたさ」
 ここで上を見上げた。青い空が広がっている。
「彼女をドライブに誘うよ」
 青い空が何か彼女の目に見えた。その青い空を見上げながら俺はそう決めた。何度でもドライブに誘って少しずつやっていくことに。


青い目のハイスクールクイーン   完


                  2007・3・11

[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ