第159話 『謎』
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もクロッカスを観光する事にした。以前も来た事が会ったけど、相変わらずでっけぇ〜街だなぁ〜。すると、
ル「あれ?リョウじゃない。」
プ「プーン。」
クロッカスのパンフレットを持ったルーシィとその傍を歩くプルーがいた。
リョ「ルーシィも観光か?」
ル「えぇ。でも、ぐるぐる周ってるだけで・・・」
リョ「それは迷ったって事だよな?」
ル「それ言ったらダメェーーー!!」
プ「ププーン。」
ルーシィが腕をぶんぶん振り回す。その時、ぱふっと俺の頭の上に何かが乗った。
リョ「えっ?」
とってみると、白い無地の靴下だった。どっかの家の洗濯物か?てか、よりによって靴下かよ・・・その時、
?「オオーン。俺の靴下ァ〜。」
建物の陰から地面をきょろきょろ見ながら歩いている・・・2足歩行の犬(?)が出て来た。
?「俺は犬じゃねぇよっ!!これはただの飾りだよっ!!」
ありゃ?聞こえてたのか?すると、
?2「トビー、あったのか?」
?3「こっちには無かったぞ。」
犬っぽい人が出て来た建物の陰から、水色の逆立った髪の男と、スキンヘッドの髭の長い男が出て来た。って、
リョ「ジュ、ジュラさんっ!?」
スキンヘッドの人は聖十大魔道の1人で、蛇姫の鱗の魔道士で、『岩鉄のジュラ』の異名を持つジュラ・ネェキスさんだった。
ジュ「リョウ殿ではないか。久しぶりだの。」
?2「ジュラさん、知り合いで?」
?「オオーン?」
ジュ「あぁ。私と同じ聖十大魔道の1人で、妖精の尻尾の魔道士、リョウ・ジェノロ殿だ。」
ジュラさんが犬っぽい人と水色の逆立った髪の毛の男に説明してくれる。
ル「ていうかあんた達、リオンとトビーじゃない。」
リョ「ルーシィ、知り合いか?」
ル「えぇ。リオンはグレイの兄弟子で、トビーはすぐキレる人よ。」
トビ「もっとまともな紹介しろよっ!!」
あ、ほんとだ。すぐキレる。でも全然怖くねぇ〜。
リ「妖精の尻尾がこの街にいるという事は、貴様等も大魔闘演舞に出場するんだな?」
リョ「超超超上から目線の態度に腹立つけど、そのとおりだ。」
こいつがグレイの兄弟子ねぇ〜。納得出来るような・・・出来ないような・・・でも、魔道士としての実力はあるな。
ジュ「ところでリョウ殿、ルーシィ殿、トビー殿の靴下を見かけなかったか?」
ル「えっ?」
リョ「靴下?」
リ「風で飛ばされたんだ。」
トビ「オオーン。」
靴下・・・あれ?もしかして・・・
リョ「も、もしかして、これか・・・?」
俺はさっき頭の上に落ちてきた靴下を見せ
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