第159話 『謎』
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聞いた事があるような・・・ないような・・・?
シャ「私は、月の涙のギルドマスター、シャイン・スターです。」
ナ&ハ&マ「あぁっ!!シャイン!!!」
フ「・・・って、誰だよ?」
そっか。フレイはその時まだギルドにいなかったもんね。読者の皆は覚えてる?フレイがまだいない頃の最強チーム全員が一番最初に討伐した闇ギルド、月の涙のギルドマスター、シャインだよっ!!髪伸びたんだね。
シャイ「思い出してくれましたか。嬉しいです。」
ナ「お前、捕まったんじゃ・・・」
シャイ「えぇ。でも、たった5日で解放されました。」
マ「解放された後、何してたの?」
シャイ「一度、月の涙全員で旅をして、3ヶ月ほど前に正規ギルドとして復活したんです。たった5人しかいなかったのに、今では100人近くいるんですよ。」
へぇ〜。知らなかったなぁ〜。
ハ「もしかして、大魔闘演舞に出場するの?」
シャイ「えぇ。でも、私はギルドマスターなので、出場は出来ませんけど。その代わり、ギルドでトップ5の魔道士を出場させましたよ。」
じゃあシャインとはバトル出来ないのかぁ〜。残念だなぁ〜・・・
ナ「俺達も出場するんだ。」
シャイ「本当ですかっ!?」
シャインは驚くけど、その顔はすごく嬉しそうだった。
シャイ「お互い頑張りましょうね☆」
ナ「おう!」
マ「うん!」
ハ「あいっ!」
フ「よく分かんねぇけど、よろしく頼むぜ。」
ナツとシャインは拳をぶつけ合った。
シャ「あ、そろそろ私宿に戻りますね。皆が待っているので。」
シャインはそう言うとペコッと頭を下げて私達の行く反対方向に歩いて行った。その時、誰かの強烈な視線を感じた。私はとっさに辺りを見回す。・・・私達の方を見て嬉しそうに笑っている人は何人もいる。でも、強烈な視線で私達の方を見てる人はいなかった。・・・気のせい、だったのかな・・・?
ナ「どうしたマヤ?」
ハ「お腹空いたの?おいらの魚半分食べる?」
フ「半分だけかよ。ていうか生魚だろっ!?食中毒になっちまうって!!」
フレイの言うとおり。私は生の魚は食べないよ。・・・まっ、気のせいだったって事で!
マ「ほら早く観光しようよっ!」
ナツの腕を引っ張りながら私達は観光を続けた。
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『ここからリョウ目線でいきます。』
12時までじぃーーーっと宿で待ってるのも退屈だから、俺
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