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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第159話 『謎』
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妖霊界で宴をしたお陰で、私達は2週間大魔闘演舞に向けての修行が出来た。最初は「たった2週間!?」って思ったけど、その2週間で魔力もすごい上がったし、私も動物達も皆すごく強くなった。もちろん、私や動物達だけじゃない。ナツもフレイも、ルーシィもリョウも、グレイもユモも、エルザもショールも、ウェンディもトーヤもエルフマンも、みぃ〜んな強くなったんだ☆

そして!遂に大魔闘演舞前日!私達はたった今、大魔闘演舞が行われるフィオーレ王国の首都、花咲く都クロッカスに到着しましたぁ〜!!

ル「どこへ行っても、マヤは元気ね〜。」

ハ&フ「それがマヤです。」

ナ「う、うぷ・・・」

列車に乗って来たから、ナツはこのとおりグロッキー状態。そんな事より、私はクロッカスの街を見渡す。

マ「うわぁ〜♪」

街の至る所に色とりどりの花が咲いていてすごく綺麗。本当に花咲く都だっ!!街には大魔闘演舞に出場するフィオーレ王国中の魔道士や、大魔闘演舞を見る為に遥々来たフィオーレ王国中の街の人達で賑わっていた。この賑やかさが大魔闘演舞になると更にすごくなるんだろうなぁ〜。

街1「おいあれ!もしかして妖精の尻尾(フェアリーテイル)じゃねぇかっ!?」

街2「あの紋章!間違いねぇっ!!」

街3「すごいっ!本物よっ!」

街4「今年も盛大に盛り上がらせてくれると嬉しいねぇ〜。」

街5「今年も妖精の尻尾(フェアリーテイル)が優勝かな?」

街6「どうだろうな?」

街の人達からはちょっとした有名人気分。すると、

マカ「来たか、バカ垂れ共。」

背中に聖十の称号が書かれている白い服を着たマスターとロメオが来た。

マカ「修行はちゃんとやって来たか?」

エ「はい。」

ナ「これならもう優勝しても可笑しくねぇぜっ!」

ハ「今年のナツの修行は去年よりもハードだったからね。」

ロ「頑張ってねナツ兄!」

ナ「おう!」

ナツとロメオが拳をぶつけ合う。皆自信たっぷり。マスターは一度ゴォッホン!とわざとらしい咳払いをすると、

マカ「大魔闘演舞の主催者から、午前12時までに、指定された宿に戻っているようにと命令が出ておる。」

ト「午前12時までに、指定された宿に?」

ウェ「それって・・・」

ル「去年と一緒よね。」

シャ「ていうか、また予選をやるの?」

去年の大魔闘演舞に出場したナツ、ルーシィ、グレイ、エルザ、ウェンディ、エルフマンが首を傾げる。

エル「また空中迷路(スカイラビリンス)をやるのか?漢だっ!!」

グ「でも、競技は毎年変わるんだよな?」

皆首を傾げるけど、去年の大魔闘演舞の事を全く知らない私とフレイ、リョウ、ユモ、ショール、トーヤは全然違う
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