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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
チーターって聞いてみると動物って感じがするよね
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た。
「キリト!」
「うおぉあぁぁぁぁぁぁ!!」
最後の一閃に全力を込めるかのように切り裂きながら走り抜けた
キリトの周辺にポリゴンが散らばる。
頭上にはCongratulations!の表示が現れ、討伐成功を知らせた。
「やっ……た」
キリトの呟きに続いて参加したプレイヤーが歓声をあげた。
「お疲れさん、よくやったな」
とりあえず労いの言葉を言っておく。
すると色黒の男、エギルが歩いてきた。
「Congratulations!この勝利はあんたらのもんだ」
「いや、勝てたのは皆の…「何でや!」……え?」
叫びの方を向いてみると怒り剥き出しの表情でキバオウが睨んでいる。
「何でディアベルはんを助けんかったんや!」
因みにディアベルは死んではいない。
「そりゃ、お前さんが参加せんでええでなんて言うからじゃないのか?」
「その通りだね。
結果、助けられた状況を不意にしてしまった。
初期の作戦を崩壊させ、バッティングやらの企てをした奴が悪いんじゃないの?」
俺とソウヤの正論にキバオウが罰の悪そうな顔をしたが
「そのガキはボスの情報もっとったやないか!
何で最初から知らせんかったんや!
知らせとったらディアベルはんも斬られずにすんだんやで!」
「…それは…」
「お前らはもうちょい観察眼を身に付けようね?
ボスの野太刀は腰に携帯されていた。
戦っている間にもそれを見ることができたはずだぜ?
タルワールではなく、野太刀だと言うことが」
「あんな土壇場でわかるかぃ!
ワイの言いたいことは何でもっと早く教えんかったかって事や!」
「それこそ、俺達を萱の外にした上に参加するなと言われた故に、
俺達は宛にしていない、俺達より優れている、俺達がいると邪魔だ。
そんな解釈が出来るわけだ。
何か間違っているか?
それにな、俺は兎も角、キリトはそのときになって初めて気が付いたんだぜ?
それを攻めあげるのは、大人としてどうなのかねぇ?」
キバオウはたじたじになりながら何とか言葉を絞りだし、とうとう告げた。
「わ、わいは知っとるんや!お前、元βテスターやろが!」
その言葉にキリトがいち早く反応を見せたが、誰の目にも止まらなかったようだ。
「そ、そうだ!βテスターだからボスの情報を隠してたんだ!
何て汚い奴だ!どうせ報酬狙いなんだろ!」
元βテスター。
その発言に便乗してキバオウの近くにいたプレイヤーが参戦してくる。
「……残念なことに俺は元βテスターじゃないし、仮にそうだとして、
デスゲームになったこの世界で、クリアの為に重要な事隠す必要が
どこにあるんだよ?
状況悪けりゃ死
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