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切り開く為の力
前の人生
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ことじゃ……ホントに申し訳ない」
そう言って男は謝ってきた。
「いや、謝らなくて良いですよ。だって、死んだのは俺だけですよね?」
「あ、ああそうじゃが」
「なら、被害も最小限に押さえられたんですから良いじゃないですか」
「貴様は良いのか?それでも?」
俺は男を見ながら、俺の信念を言った。
「俺は人を救って死ねるなら本望ですよ、たとえ………目の前に幸せがあろうとも」
男はそれを聞いて、
「なあ、貴様」
「一輝で」
「一輝よ、その救いの心で儂の手伝いをしてみないか?」
男は唐突にそんなことを言ってきた
「手伝い……ですか?」
「そうだ、今からあるところに転生させる。そこでどんな生き方をしようが勝手じゃ……ただし、その世界にも、悪魔に飲まれる奴もいるかもしれん。だから、君の力で救ってくれんか?」
俺は頬をポリポリしながら
「う〜ん、いや、俺は良いっすけど……どこの世界に飛ばすのですか?」
「一輝に行ってもらうのはインフィニットストラス、通称ISと言う世界じゃ。」
(ISねぇ、名前とクロスオーバー系列でしか知らないな………)
「さて、そこにいくに当たって……儂からの特典をやろうと思う」
俺はポンッと手を打ち、
「あぁ、神様特典とか言うやつか」
「そうとも言うな、さて一輝にはすでに借りがあるから。普通は三つなのじゃが、特別にいくつでも良いぞ」
(オイオイ!マジかよ?)
「まぁ、とりあえず……
一つ、専用のISを2つ用意してくれ、機体の能力は後で言うから。
二つ、一応、乗れるようにして
三つ、前の世界での俺の痕跡を消してくれ
四つ、名前と容姿はこのままで出来るか?親のもらった名を捨てたくはないから
以上だ」
男は驚いた顔で、
「本当にそれだけで良いのか?」
「うん、それだけで良いんだ」
「わかった。それで、機体の能力は?」
「それはなーーーー」

「フム、それは良いのう。この仕事向けじゃ…わかった、儂が責任を持ってやろう」
「それじゃあ、頼みます!」
そして、男は杖を降ると穴が目の前に出てきて。
「それじゃあ、行ってきます!」
俺はその穴に飛び込んだ。


「アイツはあまり欲が無いようじゃのう、しょうがない儂が少しばかり手を加えてやるか………とりあえずは、身体能力は化け物並みで頭脳は東大のトップレベルで良いかも……よし、これでOKじゃ。そうじゃ、ついでにーーー」



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