27部分:26:闇の終わり、旅の終わり
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
る。
「くらい…やがれっ!」
『大神の槌』
良彦の腕の間…発光円盤…から打ち出された青いプラズマは作られた道を直進し、魔獣へと撃ちつけられ、そこで爆発…真っ青に光り、破壊を撒き散らす…だが、それでも表面から何割かを削った程度。
それでも再生のために動きは止まる。
「(いまだ、なのは、フェイト、はやて!)」
上空から念話と同時に叫ぶ…そして三人が構える。
「全力全開…スターライトー」
何発ものカートリッジをロードし、桃色の光りがレイジングハートの前方で膨らみ、その周りを帯状魔法陣がくるくると回る。
「雷光一閃…プラズマザンバー」
こちらもカートリッジをフルロードし、金の光りと電撃がバルディッシュを覆う。
「ごめんな、かんにんな」
闇の書の闇をみて、悲しそうに呟き目を一瞬閉じるはやて、次の瞬間覚悟を決めた表情で紡ぐ
「響け、終焉の笛…ラグナロク」
足元にミッド式の、手前にはベルカ式の魔法陣が浮かび、ベルカ式の三角の頂点それぞれに光りが宿る。
響くのは闇の書の闇を、撃ち砕く…三重奏。
「「「ブレイカー!」」」
桃色、金色、白色の魔力砲撃…飽和砲撃レベルの攻撃が闇の書の闇へと三方から放たれ…真っ白に辺りを染める。
そんな中、クラールヴィントで出来た円形の空間…旅の鏡…から、コアを補足するシャマル。
「捕まえ、たっ!」
同時に
「長距離転送!」
「目標軌道上!」
ユーノ、アルフが転送呪文を開始。
「「「いっけー!」」」
3人の魔法が、コアを軌道上へと転送させていく。
アースラでは、アルカンシェルの発射シークエンスをすでにおえ、既に準備は万全。
「防衛プログラムのコア、来ます…でも、凄い勢いで再生しています」
エイミィの声が響く
「コア、アルカンシェルの射程距離にでます!」
男性乗組員の声が響き
「アルカンシェル発射後、直ちに安全距離まで退避します」
「「「了解」」」
「アルカンシェル…発射」
リンディの指示にクルーが答え、アルカンシェルの発射スイッチ…リンディの前に浮かぶ6面体、そこに差し込まれた鍵を捻る。
アースラの前方に凹面魔力圧縮空間が展開、本体から伸びる二本のアームの間から放たれる魔力を集中し、撃ちだす。
アルカンシェルの砲撃がコアに直撃…空間内の全てを破壊しながら、コアも消し飛ばしていく………全ての音が一瞬消え。
「アルカンシェルの直撃を確認……再生反応…ありません!」
エイミィの報告がとどくと、クルー全員の安堵の溜息が響く。
「警戒レベルを準一級
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ