暁 〜小説投稿サイト〜
真剣で清楚に恋しなさい!
一部 高校一年
川神一子の師範代ロード
7話 勇往邁進
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と忠勝は自然と二人きりになっていた。

「ねえ、たっちゃん」

「なんだ?」

「ありがとね、夢を叶えさせてくれて」

「何言ってんだ、お前が叶えた夢だろうが」

「ううん、たっちゃんがいなかったらあたしは諦めてたかもしれない、努力できなかったかもしれない。だから言わせて、いつも支えてくれてありがとう。おかげであたしはたっちゃんにあたしの見せたかった姿が見せれた。今度は、あたしから言うわね」

「たっちゃん、大好き!!」

「ああ、俺もだ」

抱き合う二人の上で打ち上げ花火が空にはじけた。

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