スーパーロボット大戦OG外伝
0487話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
いるのを眺める。
「今まであの世界で生きてきたお前が魔法という存在を信じられないと言うのも分かるが、俺の部下として……シャドウミラーとしてこれから生きていくのであれば受け入れ、消化し、取り込むんだな。そして、その時にこそお前はさらなる強さへと1歩を踏み出すことが出来る」
右手を振って『火よ灯れ』の呪文を消し、近くに落ちている拳大の石を手に取って空中へと放り投げる。同時に……
パチンッと指を鳴らした次の瞬間、俺の影から影槍が1本飛び出て石を切断する。
「影槍。見ての通り影の槍。まぁ、他にも色々と魔法はあるが……この類の力を身につけるか、あるいは目を背けるかはお前次第だ。この魔法球の中では、外の1時間が48時間になるという効果がある。その間に気持ちの整理をつけるんだな」
「あらあら、アクセルも無茶を言うわね。魔法の存在を知らないで育ってきた人が、そうそう簡単に受け入れられる訳がないでしょうに」
俺の声に被せるかのようにそう告げたのは、いつもの露出の激しい格好の上から白衣を身に纏ったレモンだった。そのギャップ差の影響か、より妖艶な雰囲気を醸しだしている。その隣にはマリューの姿もあり、笑みを浮かべながら俺へと視線を向けていた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ