第158話 食べて飲んで歌って踊って騒げっ!!!
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ユウユウとカイカイとレイレイですよ。」
愛玩幽霊もプルート同じでたっくさんいるのねぇ〜。いつの間にか私の頭の上にもいた。
ト「その子はケタケタです。」
名前のとおり、私の頭の上にのっかっている愛玩幽霊は「ケタケタケタ。」不気味に笑った。
ユ「す、すごぉ〜い!」
ウェ「すごく綺麗だねシャルル。」
シャ「ほんとね。」
ユモとウェンディとシャルルが空を見上げている。私も空を見上げると、
ル「うわぁ〜♪」
空には箒に乗った魔女達が、いろんな形をした杖を使って宝石のようなキラキラした小さな結晶を撒き散らしていた。
ト「あれは魔女達にしか作れない水晶の破片です。滅多に見る事が出来ないので、今日はとても幸運です。」
トーヤも目を輝かせていた。
フ「にしても、こんなにお化けがいたんだな。」
あっちにもこっちにも、トーヤと契約しているお化け達と似たようなお化け達がいるから、いったい誰がトーヤと契約してるお化けなのか全く分からない。でも、トーヤなら分かるんだろうな。すると、
ロ「トーヤ。」
リ「元気だった?」
後ろから声がした。振り向くと、
ト「父さん!母さん!」
えぇっ!?この人がトーヤのお父さんとお母さん!?随分若いのね。
ト「妖霊界では、体の成長が通常の人と10年くらい遅いんですよ。」
10年もぉっ!?
リ「久しぶりね。ウェンディさん、シャルルさん。」
ウェ「はい。」
シャ「あんたも元気そうね。」
あれ?ウェンディとシャルルは会った事あるの?ていうか、トーヤそっくり〜。
リョ「ルーシィもレイラさんにめっちゃくちゃ似てるけどな。」
そう、かな?
ロ「皆さん、今日は楽しんでいって下さいね。」
エ「そうさせて頂きます。」
トーヤの敬語はお父さん譲りなのね。
ショ「それにしても、妖霊界って言うもんだから、ものすごく暗い世界かと思ったけど・・・」
グ「すっげぇ〜楽しい世界じゃねぇか。」
星霊界と似てるわね。
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『ここからトーヤ目線でいきます。』
僕は今、妖霊界が全て眺望する事が出来る、『静寂の天文台』に一人来ていました。妖霊界の中央にある『灯火広場』では宴が行われています。ここからでも、すごく賑わっているのが見えます。その時、カツン、カツンと『静寂の天文台』に上る為の螺旋階段の音と、「はぁ、はぁ・・はぁ・・・」と呼吸の音が聞こえました。誰かが『静寂の天文台』に来た
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