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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第158話 食べて飲んで歌って踊って騒げっ!!!
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て「トーヤ、妖霊王様がお前の事を呼んでいる。すぐに妖霊界に戻れとの事だ。」

ト「えっ?妖霊王様が?」

何か、急ぎの用事かしら?すると、てんぐは私達の方に向き直ると、

て「トーヤの『良き友』の皆さんも、妖霊界に来て下さい。」

フ「えっ?」

ユ「私達も?」

シャ「何で?」

いきなりの事に何が何だか分からなくなっている私達とは裏腹に、トーヤは立ち上がると、

ト「詳しい事は僕にも分かりませんが、妖霊界に行きましょう。」

ト&て以外「えぇっ!!!??」

て「んじゃ、行くぜ。」

すると、私達の足元に巨大な白い魔法陣が浮かび上がった。

て「アースランドから、妖霊界へ・・・移動(ワープ)!」

てんぐが呪文のようなものを唱えると、白い魔法陣が銀色に光りだした。私はあまりの眩しさに目を瞑った。

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て「着いたぞ。」

てんぐの声が聞こえて、恐る恐る目を開けると、

ウェ「うわぁ〜♪」

リョ「す、すげぇ〜・・・」

私達は黒い魔法陣の上に立っていて、目の前には銀色に光り輝く建物やたくさんの怪物や妖怪、幽霊が私達の事を歓迎していた。いつの間にか、私達の服装は黒や茶色、紫や紺といった黒い感じの服に変わっていた。トーヤはそのままだけど。すると、てんぐが右膝を地面に着いて、頭を下げた。

て「妖霊王様、トーヤ・ファインと、トーヤ・ファインの『良き友』のみなさんをお連れしました。」

妖「ご苦労・・・」

声がした方に顔を上げると、黒髪に紫色の瞳、長いマントを風になびかせ凛々しい顔付きをした男の人が私達に歩み寄って来た。トーヤはてんぐと同じように右膝を着いて頭を下げると、

ト「妖霊王様、てんぐからお聞きして、ただ今戻りました。」

妖「うむ。忙しい時にすまん・・・」

てっきり、妖霊王って言うくらいだから、すごく怖い妖怪を想像してたけど、どこにでもいる極普通の男の人って感じなのね。

ト「ところで妖霊王様、僕や皆さんに何か御用でしょうか?」

顔を上げずにトーヤが妖霊王に聞くと、

妖「うむ。以前、『悪霊』の『ローア』を裁いた時に、恩返しをすると言ったのを覚えているか・・・?」

『悪霊』?『ローア』?裁いた?何の事?

ト「はい。覚えています。あ、もしかして・・・!」

マ「あぁ。そういえばそんな事もあった・・・って!」

フ「まさかっ!?」

唯一内容が分かったトーヤとマヤとフレイが目を見開く。それを見た妖霊王は笑うと、

妖「トーヤ・ファ
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