第一章
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。あの子を思い出しながら小鳥に話した。
「大切な友達だったんだ」
「そこまで大切だったんだ」
「君も。友達はいるよね」
今度は僕が尋ねた。
「やっぱり。いるよね」
「いたよ」
小鳥は僕の問いにこう返してきた。
「いたよ。一人ね」
「そう。一人ね」
「ずっと離れ離れだったけれどやっと見つけたんだ」
「やっとって?」
「さっき大切なものは全部手に入れたって話したよね」
小鳥は話を戻してきた。僕の目をじっと見ながら。
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