BEST FRIEND
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、あとはキッチリ悪人を裁くトコ!他にもいっぱーいあるけど、長くなっちゃうからここまでね」
「COOL!」
セットで頼んだご飯に焼き魚を乗せ、はむはむと頬張る。
呑み込んだと同時に、ジェイソンは次の質問をした。
「そういえばこれは噂なんだけど、君は銃を持つと人格が変わるって本当かい?」
「らしいねー」
「その人格を見せてくれよー!」
「やだ」
即答。
「僕が銃を抜くのは、大好きな人が危険に陥って、まともに攻撃も出来ない僕がその大好きな人を守る時だけだよ。魔法じゃティアとかアルカみたいに相手を倒すの難しいから、その為の最終手段なんだ」
「・・・」
「だからゴメンね・・・気分悪くしちゃった?」
俯いて無言になってしまったジェイソンにルーが不安そうに声を掛ける、が。
「クゥゥゥゥーーーーーール!カッケェェェェェェェエ!」
「うわっ!?」
そのテンションは全く下がっていなかった。
突然顔を上げて叫んだジェイソンにルーは驚いたようにぴょんと跳ねる。
「で!その大好きな人って誰なんだい?」
「内緒。もちろんティアとアルカは大好きだけど、あとの1人は秘密だよ」
普段とは違う、どこか大人びた悪戯っぽい微笑みを浮かべ、再びご飯を頬張る。
そんなルーを、ルーシィは若干悔しそうな目で見ていた。
「くぅぅ・・・あたしの知名度ってやっぱこんなモンか」
「ぷ」
「アンタに笑われたくないわ!」
バカにしたように笑うハッピーに怒鳴るルーシィ。
「オー!ハッピー!君はなぜ青いんだい?」
「ネコだからです」
「負けた!」
まさかの自分より先にハッピーが取材を受け、ルーシィは思わずズッコケる。
「!」
ハッピーへの取材を終えたジェイソンの目が、ルーシィに向いた。
それを見たルーシィは少し顔をひきつらせながらも、にこぉっと笑う。
「グレイだー!本物のグレイがいるー!」
「ん?」
が、その視線の先にいたのはルーシィではなく、その少し後ろのテーブルにいたグレイだった。
ルーシィを突き飛ばし、グレイに向かって走っていく。
「何だお前?」
「ホラ・・・昨日マスターが言ってた雑誌の記者ですよ」
「もしかして君ジュビア!?COOL!」
ジェイソンを見て首を傾げるグレイに、相席していたジュビアが説明する。
「なぜ君はすぐ服を脱ぐんだい?」
「脱がねぇよ!人を変態みてーに!」
まさかの変態扱いに思わず怒鳴るグレイ。
すると、そこを通りかかったアルカが足を止める。
「グレイ、下」
「ん?・・・おわっ!?」
アルカに言われてようやく気付く。
まぁこれでは、変態のように言われても仕方ないっちゃ仕方ないだろう。
「お
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