BEST FRIEND
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「Ohー!ティターニア!」
3人の背後、ギルドの入り口辺りから、この騒ぎようのメンバーにも負けない程にテンションの高い声が響いてきた。
「クールCOOLクゥール!本物のエルザじゃん!クゥゥゥール!」
その声の主は、声同様にテンションが高かった。
アンテナのように髪を立て、首からカメラを下げ、グッズショップで売られているものであろうギルドのロゴ入りTシャツを着た男性『ジェイソン』。
彼こそが今回ギルドに取材に来た週刊ソーサラーの記者である。
「週ソラの人?テンション高っ!」
「アルカに比べたら大した事ないよう」
「もう来ていたのか」
嬉しそうに両腕を天に突き上げ叫ぶジェイソン。
「申し訳ないな、こんな見苦しい所を」
「ノープログレム!こーゆー自然体を期待してたんですヨ!」
記者が来たからには、自分の存在をアピールしたいルーシィのする事はただ1つ。
「あたしルーシィって言いまーす♪エルザちゃんとはお友達でぇー」
そう。売り込みだ。
「よかったら二、三質問に答えてくれないかい?」
「構わないが・・・」
だが、見事に無視された。
ジェイソンはメモ帳とペンを手に、エルザに質問しようとしている。
「ルーシィ・・・」
「何よ」
「今の、固定客を作るキャバ嬢みたいだったよ。またキャバ嬢って呼ばれちゃうからやめた方がいいと思う」
「呼ばれちゃうって、呼んでたのアンタだけだから!」
「てへっ」
真顔でそう言うルーにルーシィはツッコみを入れる。
―――ルーの口癖を久々に聞いた気がした。
「換装できる鎧は全部でいくつあるんです?」
「100種類以上だ」
「COOL!」
ピーン、とジェイソンのアンテナ髪型が立つ。
「1番お気に入りは?」
「バニーガールだな」
「バ・・・バニー!?」
「あの耳が可愛いんだ」
「COOOOOOOOOOOOOL!」
エルザの言葉に驚きながらも更にテンションを上げるジェイソン。
「好きな食べ物は?」
「チーズケーキとスフレは外せないな」
「エルザって、意外に甘い物とか可愛いもの好きだよね」
質問の答えを聞いていたルーが、先ほど注文した焼き魚の身をほぐしながら呟く。
エルザに質問を終えたジェイソンが続いて目を付けたのは―――
「Oh!ルーレギオス・シュトラスキー!」
「僕?」
「君にも少し質問をしていいかい?」
「いいよ〜」
普段と変わらず呑気にへらへらと笑うルー。
「君は海の閃光のティアが大好きだって聞いたけど、どういうところが好きなの?」
「えっとねー・・・まず強いトコでしょ。それから仕事には一切私情を挿まないトコ。それと相手に対して感情を持たないトコもだし
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