人間って意外に安い
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すが
今は猫の状態になって朱乃さんの胸に居るのでわかります
朱乃さんは磁力を自由自在に操ってSとNを素早く切り替えています
最初の攻撃時、真羅先輩に強力なSの磁力をつけて
自分の攻撃時はNにして攻撃がいくように、真羅先輩が攻撃した時はSにして反発して
磁力を持っていない魔力による攻撃は雷の炎で防がれてしまい
御丁寧に磁力に気付かれないように雷の死ぬ気の炎を混ぜ込んでいます
戦闘経験がある方なら人間でも分かる…朱乃さんと真羅先輩の実力は圧倒的なまでに差があります…
「よわすぎです
私のトリックさえ分からないなんて
コレでよく将来有望な若手悪魔の眷属等と言えたものです」
はぁ〜っと溜息しながらメタルエッジで攻撃する朱乃さん
「会長の夢
確かに良いものですが愚かとしか言いようがありませんわ」
っ
「っ!
愚かだと…」
「ええ、その通りです。
ただでさえ禍の団が有るというのに
レーティングゲームの学校なんて無駄ですよ!
と言うよりは本当に禍の団を危惧しているならテロ対策チームでも作ってください!
なんだかんだで一ヶ月もたっているんですよ!!」
ドゴ
「っが!」
入った!
今まで武器のみを使っていた朱乃さんが腹を殴った!
「会長の夢は…」
「愚かですよ
そもそも人間社会ですら
学校に通えない者も居るんです
駒王学園の生徒ならば世界史で中世の貴族社会を知っていますよね?
学校に通えるのは金が有るもの力が有るもの、何時だってどんな時だってそう」
徐々に徐々に目から光を無くす朱乃さん
「私は一部を除く堕天使が悪魔が天使が大嫌い!
組織として出来ていないのにばかな事ばかりする貴女の王がきらい!」
「な、会長は」
「言い訳は聞きたくないわ!
なら何で兵藤一誠を退学にしないの?
魔法によって家に取材が来ないようになってるけど!」
朱乃さんはポケットから写真を取り出した
写真には玄関が写されており
死ね 性犯罪者 ゴミ クズ
等々様々な事がドアに書かれていた
「コレはエロ三人組の一人松田の家!
見てください、貴女達が原因でこうなりました!
悪い事を悪いと認めず改竄もせず行動もせず!よく学校等を造ろうと言えましたね!
咲夜さんは教育者を目指す資格がない常識知らずの御飾り御嬢様と言ってました!」
…確かにエロ三人組の噂は
私が駒王学園の高等部に入った時から聞いていました…
「と言う事で終わらせます!」
そう言いメタルエッジを振りかぶると真羅先輩は防ごうとしたが
「っつぁ!」
急に長刀を手放してしまい
シュパシュパ
首に傷を入れられた
「審判!
今副会長の頸動脈を切りまし
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