第一部・トラブルを解決する幼女
風の精霊さんがやってきました
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を書かないとかどんな神経してんだこの本!」
「えぇ…。」
「おい、サラマンダー!サラマンダー、でてこい!」
『ふああ…なんだよ。」
でた!
サラマンダーさんでた!
「シルフを呼ぶのってどうやればいいんだ?」
『シルフのフルネームを叫ぶ。』
「どんなフルネームですか?」
『シルフ・ウィンド。』
「よっしゃ、さすが俺の相棒!」
『いいってことよ。んじゃな。」
サラマンダーさんは消えてしまいました。
シルフさんを呼ぶには、シルフさんのフルネームを言えばいいそうです。
シルフ・ウィンドさんというらしいです。いい名前だと思います。
「シルフ・ウィンドだってさ。じゃ、言ってみなよ。」
「はい。シルフ・ウィンドさん!出てきて下さい!」
『はいはーい!』
「うわおっ!」
シルフさん、出てきてくれました。
『で、私と契約したいのはあなた?」
「は、はい、そうです。」
『オッケー!うん、あなたのこと気に入ったわ。大人しい女の子が好きなのよ、私。』
「そうなんですか。で、契約ってどうやればいいんですか?」
『風の印をつければいいのよ。』
「え、あれってリーアにもやるのか!?」
ビアンお兄さんが驚いています。
どうしたんでしょう。
「どうしたんですか、ビアンお兄さん。」
「それ、多分あれだよ。手の甲にシュッと傷つけるやつだろ?」
『ご名答〜!大丈夫よ、風は炎より痛くないから。一瞬で終わるもの。炎はジワジワ来るのよねえ。』
「そうなんだよー。いってえんだよなー。頑張れよ、リーア。男なら泣くんじゃないぞ!」
「私、女です。」
「そうだったな。ま、頑張ってこい!」
「はい。」
そう言いましたが、風は想像以上に痛かったです。
ビアンお兄さんは、これ以上痛いのをよく耐えたなと思います。
だけど、私は風の魔法バギを覚えられました。
とっても嬉しかったです。
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