暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜剣の世界の魔法使い〜
第T章:剣の世界の魔法使い
神聖剣VS二刀流(後編)
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ord》》による一撃が、キリトに叩き込まれた。

【Winner,Heathcliff!!】

 ピィ―――――!というエフェクトサウンドと共に、上空にデュエルの決着を伝えるウィンドウが開く。

 わぁああああああ!!と会場全体がどよめきに包まれた。


 ***

「いやー、惜しかったな、キリトの野郎」
「……クラインさん、ヒースクリフさんの動き、おかしくありませんでしたか?」
「は?そりゃぁ何で」

 シェリーナはコクライとの約束通り…なぜかエギルとクラインにも…夕食をおごっていた。そこで、先ほどのヒースクリフの圧倒的なスピードについて二人にも質問をしてみたのだが。

「確かに《神聖剣》は速かったけどよぅ」
「その……何か、時間が止まるような感覚は受けませんでしたか」
「いや……受けてねぇぞ?」

 おかしい。キリトは確かに時間が遅くなるのを感じたという。ということは、ヒースクリフを除けばキリトとシェリーナ、そしてコクライとヒバナの四人しか、あの不思議な感覚を体験していないことになる。

「そうですか……すみません」
「いやいや」
「今日はごちそうさん」
「あ、はい。また機会があれば」

 エギルとクラインが店を出ていく。

「俺達もそろそろ行くぜ」
「じゃぁね、シェリーナちゃん、またごはん一緒にしようね〜」

 コクライとヒバナも帰っていく。

 彼らに手を振りながら、シェリーナはこの謎を聞けそうな人物を探していた。まさかヒースクリフ本人に聞くわけにもいくまい。誰かシステムに詳しい人はいないだろうか……

「……!!」

 そうだ。丁度最近知り合ったばかりではないか。不思議なスキルを使う、アインクラッド世界の住人を。

「……ドレイクさん」
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ