第T章:剣の世界の魔法使い
神聖剣VS二刀流(後編)
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ord》》による一撃が、キリトに叩き込まれた。
【Winner,Heathcliff!!】
ピィ―――――!というエフェクトサウンドと共に、上空にデュエルの決着を伝えるウィンドウが開く。
わぁああああああ!!と会場全体がどよめきに包まれた。
***
「いやー、惜しかったな、キリトの野郎」
「……クラインさん、ヒースクリフさんの動き、おかしくありませんでしたか?」
「は?そりゃぁ何で」
シェリーナはコクライとの約束通り…なぜかエギルとクラインにも…夕食をおごっていた。そこで、先ほどのヒースクリフの圧倒的なスピードについて二人にも質問をしてみたのだが。
「確かに《神聖剣》は速かったけどよぅ」
「その……何か、時間が止まるような感覚は受けませんでしたか」
「いや……受けてねぇぞ?」
おかしい。キリトは確かに時間が遅くなるのを感じたという。ということは、ヒースクリフを除けばキリトとシェリーナ、そしてコクライとヒバナの四人しか、あの不思議な感覚を体験していないことになる。
「そうですか……すみません」
「いやいや」
「今日はごちそうさん」
「あ、はい。また機会があれば」
エギルとクラインが店を出ていく。
「俺達もそろそろ行くぜ」
「じゃぁね、シェリーナちゃん、またごはん一緒にしようね〜」
コクライとヒバナも帰っていく。
彼らに手を振りながら、シェリーナはこの謎を聞けそうな人物を探していた。まさかヒースクリフ本人に聞くわけにもいくまい。誰かシステムに詳しい人はいないだろうか……
「……!!」
そうだ。丁度最近知り合ったばかりではないか。不思議なスキルを使う、アインクラッド世界の住人を。
「……ドレイクさん」
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