第60話 VS 月の兵士 “弐”
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●月の兵士side●
T.S3「---いくら何でも遅すぎない?」
「確かに…もう行ってから3分になるよ」
何でだろう、嫌な予感しかしない…………敵か? だとしたら無事って可能性は低いな.......
やっぱり此方も確認にいくべきだろう。
「 二手に分かれて、確認に向かおう。」
T.S5「やっぱりそうだよね…分けたら3と4に分かれるけど、どうする?」
T.S4「そんなの決まってるじゃん。所詮地球人だよ? 3人居れば永琳様たちの護衛くらい出来っ て!」
T.S5「それもそうか…じゃっ、みんなにも伝えるよ」
通信機を取り出して他のみんなに伝えている。私は永琳様たちの護衛にまわることになった。
…………それでも、
-------------私の不安は消えなかった。
side out…
●翔side●
「作戦は上手くいっているみたいだな。」
俺は先の月の兵士を血祭りに上げた跡、上から様子を見ていた。
(これで兵力の分担はできたし、後は楽に事をはこべそうだな。)
チラッ
(……)ゴクリ
チラッ
(やっぱり我慢できん!)グチャッ…
俺は飛び散った脳漿を手で掬い集めた------もう今から何をするか分かるよな?
ジュルウゥ___
なんだこれはぁぁーーーッ ンマイなあああッ!!
…やっちまったよ。喰っちまったよ、月人わといえ人の脳漿を…
(ま、深く考えないでおこう)
さもなければ頭がどうにかなりそうだ。
「っ、……」
俺はもう一度屋根に音を立てずに飛び乗り、伏せるようにして隠れる。 お分かりだろうがあえて言う…敵が現れた。 その数は4人。 俺は引き抜いた髪をモシンナガンに変えてすかさず構える------- ん、見た顔がある…
「(あの娘は?!!!)」
若草色のショ−トヘア…間違いない。都市が地球にあった頃、永琳が訓練付けた妖兎だ。あのときはあの娘も小さくてよく遊んでいたなぁ…
(移住時にツクヨミに渡したが、それで難を逃れたんだな.....)
--------大きくなりやがって……
どうか、
どうか俺を忘れていてくれ麗姫…!
此方の角に曲がり出た瞬間、俺は銃を構え_____
麗姫「えっ...」
綺麗な黄色の瞳が此方を捉えた
パアァァン!
「っ、ハァ、ハァ-----」
パシッ、ドスッ....
血が地面付いた…銃弾が麗姫の頭を貫いた
------ことはなかった
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