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ヘタリア大帝国
TURN114 ソビエトの真実その十
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に英気を養うのだった。
 ソビエトとも最後の戦いの時になろうとしていた、日本妹はその中で彼女の兄に問うた。
「今どうしたお気持ちですか?」
「今ですか」
「はい、ソビエト戦はかなり激しい戦いが続きましたが」
「まだ油断は出来ませんが」
 それでもだと、日本は妹の問いに答えた。
「これでまた一つの戦いが終わると嬉しく思っています」
「そうですか」
「まだ戦いは続きます」
 エイリス、そしてドクツが控えている。イタリンも。
「しかしまた一つの戦いが終わりますので」
「そのことは嬉しいですね」
「満足のいく終わらせ方としたいです」
 これが日本の今の願いだった。
「そうしましょう、それでは」
「そうですね、心地よくですね」
「終わらせて。次の戦いに向かいましょう」
 こう言ってそうしてだった、彼等はソビエトとの最後の戦いに赴く。ソビエトの秘密星域であるエカテリンブルグでの最終決戦がはじまろうとしていた。


TURN114   完


                          2013・6・6
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