第五章 StrikerS編
第百四十五話 『公開意見陳述会(3) 攻防戦、それぞれの戦い』
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願わんか…?」
「貴様は…?」
「アサシンのサーヴァント…」
「サーヴァント…? 危険視されている、あの?」
あたしにとって最強の相棒であるアサシンが女性の相手になるようだ。
あー…、ご愁傷様。
よりによってアサシンを相手にしてしまうなんて、敵ながら同情をしてしまうわ。
これからある意味敵の彼女にとっての惨劇が始まってしまうんだろうなぁ…と、襲撃されている最中なのに思ってしまった。
◆◇―――――――――◇◆
Side アルトリア・ペンドラゴン
あちらこちらでガジェットや骸骨人形によって魔導師達が倒されている。
私としましては救援したいところですが、今は急ぎ中に入ってシホ達のもとへと向かわなければいけません。
そして私の後ろを走っているフォワード達四人とフリードから目を離すわけにはいきません。
ガジェットだけならまだしも、骸骨人形は私が先陣を切って倒してきましたが、あの再生能力は厄介です。
戦闘能力もかなりありましたから殺傷攻撃に慣れていないフォワード達には不利でしょう。
そしてオーバーSランクの敵対反応を感じ取り、空へと飛んでいったヴィータとリインにもフォワード達の面倒を任せられていますから責任重大です。
「アルトリアさん! あたし達も戦います!」
「そうです! 今までの訓練を今発揮する時です!」
「スバル…ティアナ」
スバルとティアナにそう言われて私は一度その場で立ち止まる。
「僕達も大丈夫です!」
「だから一人で戦わないでください!」
「キュクー!」
「エリオにキャロ…それにフリードまで…。ふふ、確かにそうですね。私としたことがあなた達の出番を奪ってしまいましたね」
そう…。
もうこの子達は私達が安心して任せられるほどに心も体も技量も成長してきています。
ならばここは一緒に戦う時でしょうね。
「わかりました。ですがガジェットも倒すことには変わりませんが、骸骨人形は特に注意してください。
彼らはガジェットと違い、沈黙だけではなく命すら奪いに来ます」
「わかっていますよ!」
「任せてください!」
「骸骨の核は僕が切り裂きます!」
「援護は任せてください! ね? フリード!」
「キュックー!!」
頼もしくなりましたね…。
これなら大丈夫でしょう。
「ではいきます!」
「「「「はい!」」」」
そして全員で進み、私とスバルが先陣を切りながら進んでいく。
だがそこで、
「アルトリアさん!」
「わかっています!」
スバルの大声にすぐに私はオートガードを展開してなにかしらの攻撃を防ぐ。
粉塵が上がり次いでなにかしらの人型がスバル目掛けて突撃してくる。
「
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