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Element Magic Trinity
日常編
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幽鬼の支配者(ファントムロード)のエレメント4であり、楽園の塔で共に戦ったジュビアだった。
外巻の青い髪をショートにし、服装も以前の暗い色のコートより明るくなっている。

「ははっ!本当に入っちまうとはな!」
「ジュビア・・・アカネでは世話になったな」
「およ?知り合いか!?」

まさか知り合いだとは思わず、マカロフが驚愕する。

「皆さんのおかげです!ジュビアは頑張ります!」
「よろしくね!」
「恋敵・・・」
「違うけど・・・」

そしてやっぱりルーシィを恋敵だと思っていた。
髪型と服装が変わっても、そこは変わらないようだ。

「ジュビア」
「ティアさん!ジュビア、妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入れました!」
「よかったわね。そうそう、Gの方は任せておきなさい」
「はい!よろしくお願いします!」

変わらない無表情―――でも少し笑みが混じっている気がする―――で淡々と呟くティア。
『G』の意味は解らなかったが、それ以上に解らない事が出現し、ギルドメンバーを代表してエルザが問う。

「ティア・・・」
「何」
「お前、そんなにジュビアと親しい仲だったか?」

それを聞いたティアは不思議そうに首を傾げ、ジュビアが口を開いた。

「ジュビアとティアさんはお友達ですから!」

その瞬間――――――

『ええーーーーーーーーっ!?ティアに友達がぁぁぁぁぁっ!?』

ギルドにいた全員が叫んだ。
唯一その事を知っていたグレイは「やっぱこのリアクションとるよな・・・」と呟く。

「マジかよ!俺ティアには一生友達出来ねーと思ってたぞ!?」
「スバル、それは失礼だろう・・・」

スバルの言葉にヒルダがツッコむ。

「そうか。姉さんの友達か・・・」

クロスはゆっくりとジュビアに歩み寄り、手を伸ばした。

「俺はクロス=T=カトレーン。姉共々、仲良くしてくれると嬉しい」
「ジュビア・ロクサーです。こちらこそよろしくお願いします!」

差しのべられた手を取り、握手を交わす2人。
そんな中、マカロフがエルザに呼び、囁く。

「ならば知っとると思うが、こやつは元々ファントムの・・・」
「ええ・・・心配には及びません。今は仲間です」
「ほーかほーか、ま・・・仲良く頼むわい」

エルザの言葉にマカロフは安心したように微笑む。

「それならもう2人の新メンバーも紹介しとこうかの。ホレ!挨拶せんか」
「!他にもいるの!?」
「誰?僕、仲良く出来るかな?」

マカロフの言葉にハッピーが驚き、ルーが楽しそうに笑う。
近くの席に座っている2人のうち、1人が振り返り、頭を下げた。
その姿を見たクロスが、珍しく顔を歪める。

「っアイツは・・・」

その人物
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