日常編
HOME
[4/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
幽鬼の支配者のエレメント4であり、楽園の塔で共に戦ったジュビアだった。
外巻の青い髪をショートにし、服装も以前の暗い色のコートより明るくなっている。
「ははっ!本当に入っちまうとはな!」
「ジュビア・・・アカネでは世話になったな」
「およ?知り合いか!?」
まさか知り合いだとは思わず、マカロフが驚愕する。
「皆さんのおかげです!ジュビアは頑張ります!」
「よろしくね!」
「恋敵・・・」
「違うけど・・・」
そしてやっぱりルーシィを恋敵だと思っていた。
髪型と服装が変わっても、そこは変わらないようだ。
「ジュビア」
「ティアさん!ジュビア、妖精の尻尾に入れました!」
「よかったわね。そうそう、Gの方は任せておきなさい」
「はい!よろしくお願いします!」
変わらない無表情―――でも少し笑みが混じっている気がする―――で淡々と呟くティア。
『G』の意味は解らなかったが、それ以上に解らない事が出現し、ギルドメンバーを代表してエルザが問う。
「ティア・・・」
「何」
「お前、そんなにジュビアと親しい仲だったか?」
それを聞いたティアは不思議そうに首を傾げ、ジュビアが口を開いた。
「ジュビアとティアさんはお友達ですから!」
その瞬間――――――
『ええーーーーーーーーっ!?ティアに友達がぁぁぁぁぁっ!?』
ギルドにいた全員が叫んだ。
唯一その事を知っていたグレイは「やっぱこのリアクションとるよな・・・」と呟く。
「マジかよ!俺ティアには一生友達出来ねーと思ってたぞ!?」
「スバル、それは失礼だろう・・・」
スバルの言葉にヒルダがツッコむ。
「そうか。姉さんの友達か・・・」
クロスはゆっくりとジュビアに歩み寄り、手を伸ばした。
「俺はクロス=T=カトレーン。姉共々、仲良くしてくれると嬉しい」
「ジュビア・ロクサーです。こちらこそよろしくお願いします!」
差しのべられた手を取り、握手を交わす2人。
そんな中、マカロフがエルザに呼び、囁く。
「ならば知っとると思うが、こやつは元々ファントムの・・・」
「ええ・・・心配には及びません。今は仲間です」
「ほーかほーか、ま・・・仲良く頼むわい」
エルザの言葉にマカロフは安心したように微笑む。
「それならもう2人の新メンバーも紹介しとこうかの。ホレ!挨拶せんか」
「!他にもいるの!?」
「誰?僕、仲良く出来るかな?」
マカロフの言葉にハッピーが驚き、ルーが楽しそうに笑う。
近くの席に座っている2人のうち、1人が振り返り、頭を下げた。
その姿を見たクロスが、珍しく顔を歪める。
「っアイツは・・・」
その人物
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ