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偽典 ドラゴンクエストV 勇者ではないアーベルの冒険
第7章 終わりの始まり
第陸話 勇者の帰還
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かったようだが、しゃべれないからか、黙って聞いていた。


王は、しばらく考えていたが、
「なんと不思議な・・・・・・
いや、よくぞ来てくれた勇者よ。
今回のそなたと、そなたの仲間達の働き、本当に感謝している!」
王は、大きな声で宣言した。
「今一度言おう。
すべてはそなた達のおかげ。
そなたこそ、真の勇者じゃ。
そなたにこの国に伝わる真の勇者の証、ロトの称号を与えよう!
勇者ロトよ!
そなたのことはロトの伝説として永遠に語りつがれてゆくであろう!」

城内は一瞬静まりかえっていたが、ファンファーレが鳴り、歓声が城内を包み込んだ。




かくしてロトの称号を受けた勇者は、ここアレフガルドの英雄となる!
だが、祝いの宴が終わった時、勇者達の姿はもはやどこにも無かったという。

そして、勇者が残していった武器防具は、ロトの剣ロトの鎧として、聖なる守りはロトのしるしとして後の世に伝えられてたという。



そして伝説ははじまった・・・・・・!



TO BE CONTINUED TO
DRAGON QUEST T
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