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鉄槌と清風
24部分:23:夜天の守護者1
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でいた腕も放して両手でシールドを張って受け止め、そのまま後方に距離をとり。

 「なのは、フェイト!」

 溜め作っていた二人に声を掛ける…二人が同時にはなつのは、直射砲撃。

 「ディバイーン…」

 『…バスター』

 「プラズマ…」

 『…スマッシャー』

 桃色と黄金の砲撃が逆方向から、守護者へ襲い掛かる。
 守護者はそれぞれに手を掲げ。

 「盾」

 一言となえ、二枚のシールドを形成し、砲撃を受け止めながら。

 「刃以て、血に染めよ。穿て、ブラッディダガー」

 『ブルーティガードルヒ』

 一言唱える…良彦の、なのはの、フェイトの周囲に魔力でできた短剣が現れ一瞬で殺到する。
 それぞれ煙に巻かれるなか、3人ともぎりぎり防御したのか、飛び出し、構え直す。
 その間に、守護者は次に行動に移っている。

 片手を高くかかげ、ミッド式の魔法陣を作り出す、手の先には桃色の光り。

 「咎人達に、滅びの光を。星よ集え、全てを撃ち抜く光となれ」

 それは、なのはの持つ最大攻撃魔法。

 「いけない、距離をとらないと」

 受けた事のあるフェイトはすばやく判断する…

 「え、なんで?」

 「至近じゃ防御の上からでも落とされる」

 「くっ、皆距離を」

 良彦の掛け声で、フェイトがなのはを、アルフがユーノを抱えて高速で距離をとる、良彦もなのはとフェイトの方向へ離脱。

 『サー、この先に動態反応、誰かいます」

 離脱中にバルディッシュからの警告。

 「はぁ?…此処って隔離結界だろ、誰がいるんだ?」

 『距離接近中、目視距離ちかづきます』

 その言葉に、フェイトはなのはを離し、なのはは足を滑らせながら着地して土煙が上がる、フェイトはそのまま信号機の上におりたち、良彦は上空で停止。
 その間も、桃色の光は強さをましていて。
 煙が晴れた其処には、金色の髪の少女と紫の髪の少女、見覚えのある制服をきた、見覚えのある二人…アリサとすずか。

 「アリサちゃん、すずかちゃん、なんで?」

 「なのはに、フェイト…?」

 「二人ともなんで、此処に」

 「わからないの突然…」

 「言ってる場合か、くるぞ」

 お互いを認識し混乱する4人に声をかけ、一番手前に着地する良彦。

 「良彦まで?、なにやってんのあんたら、そんな格好で!」

 「ごめん、話は後で」

 バシュバシュっとカートリッジが2発ロードされ、黄金の半球がアリサとすずかを包み込む。

 『ディフェンサープラス』

 バルディッシュの声が響く。
 半球の前にたち更にシールドを張るフェイト、その前でこちらも2発カートリッジをロードしたな
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