まどほむ百合百合日記☆1
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ソウルジェムが真っ黒になったら、迷わず拳銃で撃ち砕く。それほどの覚悟はできている。
まどか「ほむらちゃ…眠くなってきたよ…」
ほむら「ふふ、そのまま寝ていいわよ」
まどか「うん、お休み……zzz」
まどかの寝顔はすごく可愛い。何というか、保護欲をそそるような?まあ、形容できない可愛さをまどかは持っている。勿論、
起きているまどかも輝いていて、とても素敵であることに変わりはない。だが、寝顔もものすごく可愛いくて、抱き締めたくなるようなものだ。
ほむら「明日はどこかお出掛けしようね、まどか」
そう言い残し、私は眠りに落ちた。
ーーーー
11月2日
天気 快晴
チチチ、チチチ、チチチ、チチチチチチチチチ
まどか「んぁ〜?」
なんだろう、枕元で刺激される音が響く。それの正体を突き止めずに、うるさい原因を潰す。
まどか「もう朝ぁ〜?」
いつものように、抱き枕を…
まどか「あ、ほむらちゃ…」
何この可愛い生き物。普段のクールさがまるで感じられない。それどころか、弱いとさえ思えてくる。綺麗な黒髪。すべすべな肌。もう、すごく羨ましい。できればずっと見ていたいけど、今日は予定があるので、そうも言ってられない。
まどか「ほむらちゃん、ほむらちゃんてば、起きて」
ほむら「うーん」
まどか「こうなったら…」
カーテンを勢いよく振り払い、そして、
まどか「おっきろー☆」
布団をがばりと取る。
ほむら「うぇぇえ!?」
さすがにママほどの反応は無いが、十分に驚いている。
ほむら「あ、まどか、おはよう」
まどか「うん、おはよう」
それから、色々朝食を取ったり、洗濯物済ませたりといった、朝のうちに片付けるものを終わらせ、出掛ける準備を始める。
まどか「ほむらちゃん、いこ?」
ほむら「ええ、手を繋いでいきましょう?」
まどか「うん!いいよ!」
その二人の手の結び方は友達同士のものではない。所謂恋人繋ぎと言うやつだ。
ほむら「あの三人は元気かしら…」
まどか「心配無いと思うよ?マミさん、杏子ちゃんは一人でもやっていけてたし、さやかちゃんも家が壊れたわけじゃないから、普段通りの生活なんだって」
ほむら「ふーん、まあ、私はまどかがいればそれで十分ね」
まどか「あはは、ありがとう、ほむらちゃん」
二人並んで歩くことはあっても、手を繋いぎながら歩いたことは今まで一度もなかった。それ故に、今のこの状況がとてつもなく幸せで、離したくないものだった。
ほむら「デパート開いてるかしら…」
まどか「あはは、さすがにわかんないや」
ほむら「そうね、まあ仕方ないわ。行って確認してきましょ?」
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