まどほむ百合百合日記ープロローグー
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ってこようと、こちらに負けるという要素はないね。何せ、こっちの方がずっとつぇえからな!」
さやか「本気だろうと、なんだろうと、私は正義を貫いてみせる。バッドエンドで終わる物語なんて、私が壊す!」
3人がそれぞれの意志でワルプルギスへと突進してゆく。
だが、そう甘くはない。
ワルプルギスが回転しきった時、衝撃波のようなものが3人を襲う。
3人「「「!?」」」
瞬く間に3人は地面へとひれ伏す。
ほむら「大丈夫!?」
杏子・マミ「」
二人は意識がない。ソウルジェムは濁ってはいるものの、砕けてはいないので、死んではいないようだ。
さやか「ほ…むら…」
ほむら「さやか!大丈夫なの!?」
さやか「あはは、体の方は大丈夫。意識があるのも、治癒能力が人一倍だからかもね」
ほむら「でも、みんながやられたら、私には成す術がないわ…」
ほむらの持つ盾。これには二つの効果がある。
一つは、今までやってきた時間止め。
二つ目は、盾の中で落ちる砂時計が完全に落ちた時、盾を回せばまた1ヶ月前へと戻る。
そして、盾の砂時計が落ちきった時にはもう時間止めは使えない。
つまり、もう時間遡行しかできない。
ほむら「また、またなの…いつまで、いつになったら私は開放されるの?」
さやか「あんた、まさか」
ほむら「さようなら…」
さやか「!待ちなよ!」
ほむら「なに…もうこれ以上あいつに勝つ術は無いのよ?今回の経験を次回に生かしてみせるわ」
さやか「私はそんなことを望んでいなし、まどかだって望んでないはずだよ!」
ほむら「そんなことは分かってる!」
さやか「分かってない!分かってないから時間を遡ろうとしてるんだ!」
ほむら「……」
さやか「まだ、誰一人として死んでないんだよ?まどかだって、契約すらしてない。あんたが望んだ通りになったんじゃないの?」
ほむら「でも…もう勝てないじゃない」
さやか「だったら、勝手にすればいいよ。私は一人でもまどかを、恭介を、仁美を救ってみせる。あんたには、次があるかもしれないけど、ここにいる私達に、次なんてものはない」
ほむら「……」
さやか「あんたが次に会う私は、わたしじゃない。まどかもそうなんだよ?」
ほむら「……」
さやか「あんたが勝てないと勝手に決め込んだんなら、どうぞ、私達を見捨ててどこにでも行けばいいよ。」
ほむら「そんな…」
さやか「まどかを…守ってやるって、愛は時を越えるって言ったのは、あんたじゃないか。なら、証明してみてよ。それとも、そんなこともできないぐらいに、あんたは弱いわけ?」
ほむら「………ふん、好き勝手に言ってくれたものね」
さやか「ま
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