暁 〜小説投稿サイト〜
まどほむ百合百合日記☆
まどほむ百合百合日記ープロローグー
[4/10]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
泣きじゃくる。本当に昨日は色々と考えたのだろう、それがこれだ。

ほむら「本当は、帰ってきてから伝えたかったけど…」

私は、今まで友達としてまどかを守ってきたつもりだった。
でも、いつの日からか、まどかを特別視するようになっていた。
ただ、友達というだけなら、マミやさやか達と関係は同じくらいのもの。
そう、私はとっくに"恋の迷路"に閉じ込められていた。
この気持ちを伝えるとき…

ほむら「私も、あなたのことが大好きよ!」

ほむら「本当に、好きで好きでしょうがないくらい好きよ!」

まどか「ほむら…ちゃん」

私はその勢いのまま、まどかを抱きしめかえす。

まどか「ほむらちゃん…」

そして、唇と唇を合わせる。

まどか「んん……ぷはぁ…」

ほむら「ふぅ…」

なんだか、まどかが惚けているのか、ボンヤリとしている。

………ほむらちゃん、約束を果たしてくれてありがとう。

ほむら(!?これは、前回のまどか…?)

ーーーー

前回の最期

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどか!そいつの話に耳を傾けちゃだめっ!」

まどか「もういいんだ。私はほむらちゃんを救いたい。」

ほむら「だめーーーーー!」

まどか「インキュベーター」

QB「さあ、君の望みはなんだい?君の資質なら、どんな願いでも叶えられるよ」

まどか「なら、次の時間軸のまどかとほむらちゃんが相思相愛になった時、私の力をほむらちゃんに送ってほしい。」

QB「だけど、そんなことをすれば、君は願いと同時に尽き果てることになってしまう。それでもいいのかい?」

まどか「もちろん、次の時間軸の私とほむらちゃんに全てを託す。きっと二人は結ばれる、そう信じて」

ーーーー

ほむら「あぁ…これはそういう…」

まどか「ほむらちゃん…?」

ほむら「まどか、ありがとう。必ず、生きて帰ってくるから。帰ってきたら、ちゃんと私と付き合お?」

まどか「うん!行ってらっしゃい」

ほむら「行ってきます」

今ではすっかり分かる。意識を持たないまどかの意志が私の周りを囲んでいる。まるで守っているかのように。
それがキスをしたおかげで体内へと、いえ、ソウルジェムへと流れ込んでいる。
なぜ、ソウルジェムなのか。
答えは私のソウルジェムに紫以外の色が入ってきたのだ。
桃色の、優しい色が。
その力が大きくて、私を包み込むように感じる。

ほむら(まどか、あなたを救いたい。いえ、救うわ!今までのまどか、そして、今回のまどかにかけて、誓うわ)

約束の場所へと到着する。

杏子「おいおい、遅刻すんじゃねーぞ」

さやか「そうだぞー?ほむらの時間停止は強いからね〜」

[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ