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まどほむ百合百合日記☆
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をすべて話した。これで負けるのなら、まどかを魔法少女にさせる以外にワルプルギスを倒す方法が無いということになりかねない。そうなるぐらいなら、私はこの時間軸で私の時を止める。既に飽きるほどに遡ってきた時間を、勝っても負けても、今回がラスト。

『………む……』

ほむら「………?」

ほむら(何か聞こえる…?)

『ほ…むら……ちゃ……』

ほむら「!?」

ほむら「まどか?でも、帰ったはず。どうして?」

『ほむら…ちゃん』

ほむら「一体、何がどうなってるの…?」

すると、何もない虚空からボンヤリとした輪郭が見え始める。

ほむら「ま…どか…」

それは私が恐れた契約した後のまどか。魔法少女の服を着たまどかだ。

まどか「ふぅ…ここまで、ホントお疲れ様、ほむらちゃん」

ほむら「!?」

これは、一体何がどうなってるの…。

まどか「えへへ、驚くのも無理はないよね。この時間軸にいない私がここにいるんだから」

ほむら「あなたは…どこの時間軸のまどかなの?」

まどか「それは私じゃわからないんだ。でもね、今のこの具現化した時に、伝えないといけない」

ほむら「なにを…?」

まどか「私は、いままでの"まどか"の集まりと言っても過言じゃないの。つまり、"まどか"として、一つ、言っておきたいことがあるの」

何を言おうと、今までの行為に対する謝罪の要求…だろうか?

まどか「今まで本当にありがとう!」

ほむら「え…?」

まどか「ほむらちゃんは本当に辛い経験ばかりしてきたよね。私なんかのために」

ほむら「なんか、なんて言わないでよ…」

まどか「えへへ、ここでようやく私の役割を果たせそうだよ」

ほむら「どういうこと…?」

まどか「いつかの私はね、ほむらちゃんが挫けそうになったら、私の力を与えるっていう願いをした子がいたの」

ほむら「それは、一つ前のあなたね…」

まどか「直接一緒に戦うことはできないけど、これだけはわかって欲しいんだ。ほむらちゃんのどこかに私の力を解放する"鍵"があるって…」

そう言うまどかの輪郭はどんどんボヤけてくる。

ほむら「待って!まどか!」

まどか「ん…?」

ほむら「あなたは、私のことを恨んでいないの?」

まどか「えへへ、なんで恨むのかな?私にとっての一番の友達で、好きな人を…」

ほむら「え…?」

目の前はいつもの虚空へと変わり果てている。やっぱり、幻か何かだろうか?

ほむら「だとしても、まどかが支えてくれるなら、私は全身全霊を持って戦わせていただくわ」

ワルプルギスの夜には、まだわからない性質がある。いつもは、逆さまの状態を維持しているが、あれがひっくり返る
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