VS代表候補生編
TIME5 エリートと品格
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出てきたのは、金色のオーラアーマーを身に纏った電王、『アックスフォーム』だった。
「そんな!あの距離でくらって無事な筈は……」
『ったく、危ないとこだったぜ。やっぱお前の硬さも中々役に立つな、キンタ』
「それが俺の強さや!泣けるで!」
『そろそろ決めるぞ、よくここまで我慢したな、お前の出番だ、モモタロス』
「え……ちょう待て涼河、俺の出番これだけ?」
『おう』
「んな理不尽な!モモの字!もうちょい待ってくれ!」
『とっとと変われ、熊野郎!』
モモタロスがキンタロスを追い出す形で電王が『ソードフォーム』へと変化され、オーラアーマーが赤色に変わる。
「ふぅ……俺、ようやく参上!」
『分かってるな?決めだ、モモタロス』
「おう!決めるぜ!」
『Full charge』
「行くぜ。俺の必殺技、パート2」
オーラソードがガッシャーから離れ空を舞う。
「そ、そんな……!私が男なんかに!」
セシリアはまたもやミサイルを撃ち込んでくるが、ガッシャーのオーラソードがミサイルを切り裂いていく。
「終わりだぜ」
最後の一振りがセシリアを切り裂き、
(あんな、あんな強い男性もいるんですの……?)
勝負は決した。
『勝者 野上涼河』
終わりの合図と共に、変身を解く。
『みんなお疲れ、ゆっくりしとけ』
『いや涼河、もう一仕事あるみてえだぜ』
モモタロスが、声色を変えて言う。
「は?」
空を見ると、セシリアの身体から砂が溢れていた。
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