第一章
再会
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よろしくな」
右隣から健太の声がしてくる。夏目のことが気になるんだろう。精一杯自己主張をしようとしているのが見え見えだ。
「よろしくね、小宮君」
夏目が丁寧に返事をする。それを聞くととても健太は嬉しそうな顔をした。ああ、これはまさか健太のやつ一目ぼれかな。
そんなこんなでHRは終わった。俺はなんとなく胸を躍らせていた。それは夏目が美人だったからとかそんな考えからじゃない。
――ただ純粋に、何か起こる、と直感したからだ。
夏目が俺の日常にかかわることで、何か刺激的な経験ができるはずだと五感が告げている。
明日から楽しめそうだ、そう感じた。
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