第三章
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ます」
「七人のサインでいいよな」
俺はにこりと笑って女の子に尋ねた。
「俺達全員のサインで」
「皆さん全員のですか」
「ああ、俺達のサインはそうなんだ」
今正式に決めたことでもだ。それでも言った。
「だからな。それでいいよな」
「はい、それじゃあ」
女の子はその言葉を聞いてだ。笑顔で応えてきた。
「御願いします」
「よし、皆書こうぜ」
「ああ、七人でな」
「俺達のサインをな」
六人も笑顔で頷いてだった。それでサインを書いた。俺達はいつも一緒だった。七人で一つ、本当に虹だった。そしてそれは今も。俺達は七人でいつも一緒だ。
STANDING ON THE RAINBOW 完
2010・6・11
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