第五章
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互いの?」
「携帯の番号交換しましょう」
こう言ってきたのだった。
「そうしましょう」
「携帯ですか」
「そう、そうしましょう」
「わかりました、じゃあ」
僕はそのまま先輩の言葉に頷いてだった、そして。
僕達は先輩のリードのまま先輩と一緒になっていった、けれどそのことは皆には言わなかった。当然プールに誘ってくれた彼にも。
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