第二章
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と飲みつつ七人位でゲームをする、その中で俺は従兄弟連中に尋ねた。
「なあ、他の奴等どうしてるんだよ」
「ああ、それぞれだよ」
「めいめい寺の中で楽しくやってるよ」
そうだというのだ。
「駒回したり羽子板してな」
「正月だけの遊びしてるよ」
「それと俺達みたいにトランプしてるのもいるさ」
「ゲームしたりな」
「そうか、それぞれなんだな」
俺もその言葉を聞いて納得した、それならそれでよかった。
それでだ、人生ゲームのルーレットを回しつつ一杯飲んでこう言った。
「正月で皆集まったからか」
「楽しくやってるぜ」
「俺達みたいにな」
「いいことだな。まあ寺の境内でこういうゲームやるのはな」
人生ゲームだ、それはどうかというと。
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