第50話 さあ、海鳴に帰ろう
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やグラウンド、IS競技用アリーナ等々の学校施設に加え、快適な生活を補助をする為の都市施設などまであるからだ。
どこぞの学園都市かのようである。
☆ ★ ☆
GWも終わる5月5日の月曜日に帰るため、その前日の5月4日の今日は木乃香と千雨に連れられて、リニスやはやて、月村家へのお土産を買うために京都市街を散策中だ。
京都での近衛宗家として役目は終わったので、木乃香の方は逆に組織的に一段落するまで京都というか日本にいない方が良いらしい。大人の事情的に。
そんなわけもあって一月ほど魔法世界に行くことになった。
鶴子さまのまさに鶴の一声で決まった。
一応理由としては、オレ達の実戦感覚の経験というのが主目的だ。
魔法世界では普通に娯楽として格闘場での試合があるので、それに参加してこいということだ。
回復呪文によるリカバーがあるにしても、刃の潰していない刃物で戦い、非殺傷設定のない魔法が飛んでくるルールのある実戦なのでちょうど良いらしい。
木乃香と千雨は基本後衛寄りなので、俺とリニスが前衛に入るタッグマッチを中心に戦うことになる。
千雨は来るんじゃなかったと後悔と言うか愚痴っていたが、なんだかんだ言って仲間とはつきあいが良い人間なので一緒に来てくれるだろう。
賞金が出る賭け試合も多いらしいんで、是非とも向こうのマジックアイテムを買いたい所だ。
そうそう今回神鳴流の方から新たに逆刃刀をもらった。
以前よりマンガ等の技の再現が若手を中心に流行っていたんだが、その影響から逆刃刀が拵えられ、1本もらえたのだ。
これはなにも遊びだけではなく、刃引きされていない逆刃刀を使うことにより、技の威力を抑えるという意味もあるらしい。
まぁ、確かに居合いとかを使うときには有効だろう。
さっそく海鳴に戻ったらリニスに調整してもらい、オレのデバイススサノオにこの逆刃刀を取り込んで、日本刀と逆刃刀の2モードに変化できるようにしてもらおう。
そして、海鳴に戻ったらいつの間にか新たな妹ができていた………。
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