22部分:21:夜天の真実
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…大規模な魔法による現象の殲滅…により収まる。
この結果、ベシュテンバーグの家系は完全に絶えた事になっている。
『一応これくらい、かな…古代ベルカ語は難しくて』
「まぁ、大体あってるな…んじゃ、正確な話をしよう」
胸元から待機状態のゼピュロスを取り出す。
「このゼピュロスは、リヒトヴェッテル第三王子のデバイスだ…俺のご先祖様でもあるらしいけど」
「まて、第三王子も公国壊滅の時に死んだんじゃないのか?」
「いや、転送魔法を使って、ぎりぎりだが星をはなれてるんだ、けど」
「「けど?」」
なのはとフェイトが首を傾げる。
「転送の瞬間、次元震が小規模ながら起きた、転送事故で見知らぬ場所にとばされたんだ」
「見知らぬって…何処?」
「あのな、俺がこうしているんだぞ、地球に決まってんだろ」
「でもなぜ、彼は戻らなかったの?」
「あー、第三王子な、リトでいいと思うぞ呼び方長ったらしいし、本人もその呼び名をきにいってたしな…んで、戻らなかった理由な、まず地球の座標を知らなかった」
「はにゃ、それは関係ないんじゃないの?」
「まぁ、ちゃんときけ…んで、公国の合った座標は飛ぼうとしても失敗した、星がなくなったからだろうな…で、此処で最初にいった地球の座標だ」
「そうか…自分のいる場所がわからないから、どの次元界へ行けば良いかも判らない、そういう事だな良彦」
「概ねそうかな、適当に近くへ飛んで探しても良かったんだろうけど…国が滅んだ事がわかったから、其処まで行く気にならなかったって言うのもあるらしい」
『それでヨシヒコが守護騎士を知ってるのはなんで?』
ユーノが映していた報告書の一文を指し示す。
「此処、【鉄槌の騎士とともに敵陣を切り裂いた】、判るか?」
「鉄槌の騎士って、ヴィータちゃん?!」
「そう、公国が滅んだ謎の現象は、防衛プログラムの暴走だ…細かくは今度話すけど、その前までリトは守護騎士や管制人格と前線に何度もでてるんだ」
「というか、その言い方だとやはり良彦は、記憶継承をしてるのか?」
「クロノの言うのと同じかはしらないけどリトの記憶と知識はあるな…でもこれ、リトが地球に来て作った最後の魔法だぞ?」
少し納得するように頷くクロノ。
「なるほど…それで何故守護騎士の記憶の事をしってるんだ?」
「公国の滅んだ時まず防衛プログラムが城を覆った、同時に守護騎士は消え、管制人格…リトたちは夜天の守護者っていってた、がな…状況の説明とか時間ある限りしてくれたんだ」
「と、いうことは、ある程度のことは既にしっていたのか?」
「黙ってたのは悪いと思うけど
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