クラス対抗戦
第7話 AGEシステム
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リティーを発動できないんだ」
「どうしてだ?」
「僕の機体はこれとリンクしているからさ。即ち、AGEビルダーも僕のISの一部ってわけ」
一夏のもっともらしい疑問に答える。
「そ、そんな。そうだとしたら大きすぎないか」
「だから、こいつはここにあるんだよ」
僕は篠ノ之さんに説明をしつつ端末を取り出す。
「ここから説明することは他言無用でお願いね?
あまりペラペラしゃべられるとこの機体の強みがなくなっちゃうから・・・・」
「わ、わかった」
僕の言葉に3人とも頷いた。
そして僕は第2世代機である「ガンダムAGE-1」を使って説明をした。
「――――元々はISの進化論を研究するために開発された機体でね。
AGE-1のデータを基にAGEシステムが導き出した答えがAGE-2ってわけさ」
「ちょっと待ってください。そのAGEシステムというのはなんですの?」
セシリアさんの質問にも答える。
「AGEシステムっていうのはAGE-2とAGEビルダー双方を合わせたワンオフアビリティーの呼称さ。
もちろん、AGE-1もこのワンオフアビリティーだったけどね」
「AGE-1もって。コアをリセットしたら同じものが発現することはありえないぞ!」
「篠ノ之さんの言う通り。それを言うと一夏の機体が特殊なんだけどね。
僕の機体はコアをリセットしていないんだ。
AGE-1が形状を変化させることにコアが慣れてしまったせいなのか、AGE-2に移植しても何も弊害はなかった。そして新たに装者を選びだしたんだから」
「それは、すごいといしか言えないな・・・・」
説明をしたのはいいけど、3人とも呆れていた。
だって、ISの常識を覆している機体だもの。
「じゃあ、俺との戦闘中に脚と手が変わったのは?」
「あれは一夏との戦闘に対して最適な装備を導き出したからなんだ」
「そういうことなのか!」
「そう、最初のセシリアさんとの戦闘時に僕が近接戦闘をメインにしていたからね。
それもあって、一夏と切り結んだ際に受けたダメージがあのウェアを導き出したんだよ」
「お前の機体は傷付くことで戦闘に最適な装備を作るという事か」
「そうなるね・・・・AGE-1もそうだったって聞いてるから」
「傷付くことで変わるか・・・・人間と同じなんだな。お前の機体」
「一夏も良いことを言うね。その通りだよ。この機体は人と一緒に強くなる。
強さも悲しみも、すべてね。ガンダムはその為の機体だって言ってた。
さぁ、これで大体の説明はしたから、訓練に行こう!僕の機体の進化に付き合ってもらうよ!」
「俺も強くならないといけないからな!よし、行こうぜ!」
「はい!」
「そう
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