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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第15話
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てみせます!」
「よし。あとはどうやって織斑を運ぶかだな……高速稼働実験をしている奴はいるか?」
「それなら、わたくしならイギリスから強襲用高速パッケージ『ストライク・ガンナー』がきていますし、超高感度センサーも付いています」
「稼働時間は?」
「20時間です」
へ〜、セシリアさん凄いな〜。やっぱり、伊達に代表候補生を名乗ってないな。
「ふむ、それなら適任……」
「ちょっと待つんだよ!ちーちゃん!!!」
「…………山田先生、部外者を外に」
麻耶は束を捕まえようとするが、それをうまいことすり抜けていく。変に身軽である。
「ちーちゃんちーちゃん、束さんの頭にいい作戦がナウプリーディング〜」
「…………いいだろう、作戦の内容は聞いてやろう」
「こういう時こそ赤椿の出番なんだよ!」
「どういうことだ?」
「ここは第4世代ISの出番の見せ所なんだよ!」
唖然…………。これが今の状況にふさわしい言葉だろう。5秒くらい経ったが未だにみんなはポカンした顔をしていた。いきなり第4世代なんて台詞が出てきたのだから。
「…………束、説明しろ」
千冬が頭を抱えながら言った。
「あれ?説明してなかったっけ?」
とぼけたように束は言った。おそらく、これがこの人の素なのだろう。面倒極まりない。一夏は一人で『何のことだ?』みたいな顔をしている。
「いっ君の為に説明するね〜」
束はお見通しだったらしい。だが、誰しもが説明を求めていた。
「まずは世代から説明しようかぁ。まず、第一世代型ISのコンセプトは『ISの完成』。第二世代型は『後付武装による多様化』。そして、第三世代型は『操縦者のイメージ・インターフェイスを利用した特殊武装の実装』。空間圧作用兵器、BT兵器とか、AICとか色々だね。それで第四世代型は『パッケージ換装を必要としない万用機』。これば理論上の空論なんだけど束さんはこれを作っちゃたよ、ブイブイ」
またもや、唖然としていた。当たり前だ。今、世界中の各国は第三世代ISの開発に取り組んでるのにそれを飛ばして第四世代なんて…………夢御伽話がそのまま現実になったようなものだ。
「ちなみに雪片弐型にも使われていま〜す。私がぶっ込みました」
「「「「「「え?」」」」」」
「要は紅椿ってのは、全身が雪片弐片ってわけなんだよ〜」
「え?ってことは…………」
「うん、強いね。というか、最強だね」
みんながし〜んとしてしまった。規格外すぎることを平気なことで言う人間なのだ、篠ノ之束は。
「あれ?みんなどうしたの、御通夜みたいに。誰か死んだわけでもないのに。おかしいの」
いや、おかしいのはあんただ。
「言ったはず
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