暁 〜小説投稿サイト〜
IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第15話
[3/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
だし、普段の移動に比べると遅くなるのであしからず。まぁ、これは仕方ないか。
「そんなものでこの私を捉えられると思ったk―――ぶほっ」
ただし、このパッケージは他のパッケージと併用が出来るので使い勝手の悪さを補えます。ほ〜、面白そうじゃないか。
「くぅうう……ちーちゃん、酷いよ!容赦なく右ストレート出すなんて!!!こうなったら、こっちも黙ってないよ!!!」
ただし、パッケージ併用は理論上は問題ないのですがどうなるかわかりません。気をつけてください。要は、そっから先をこれから確認すればいいんだな。了解だ。
「フェイントからの…………ハグハグ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!ぐへっ」
え〜と、パッケージのインストールに三十分か……。それまで、どうしてようか…………。
「も、もう、ちーちゃんは恥ずかしがり屋だなぁ。ハグハグは機会を改めることにするよ!」
あ、諦めた。まぁ、流石に三回も反撃喰らえばなぁ。心も折れるよな。
「やぁ、久しぶりだね、箒ちゃん!」
「…………どうも」
ん?何か、箒さんの様子がおかしいような……。あんまり得意じゃないのかな、あの人。まぁ、俺も得意じゃないけどさ。
「こうして会うのは何年ぶりかな!会えて嬉しいよ!」
「………もです」
「ん?」
「私も、嬉しい……です」
その台詞を聞いた千冬と一夏は目を大きく開いて、驚いていた。その様子を見て、俊吾は近くにいたシャルロットに聞いた。
「なぁ、シャル……あの二人驚いてるけどどうしたんだ?」
「う〜ん、ごめん。僕も分からないや」
シャルも分からんかぁ……。一体、どうしたんだろうな、箒さん。
「当たり前ですわ。篠ノ之さんは篠ノ之博士が苦手ですもの」
俊吾たちの疑問にセシリアが答えてくれた。
「えっと、苦手ってことは人間性がとか?」
「いえ、篠ノ之博士と言う人間そのものが苦手なんでしょうね。入学して直ぐにそれ関連で少し、問題がありましたし」
その台詞を言われ、何となく心の中で俊吾は納得していた。根本から人間性として合わないのだろう、あの二人は。片や真面目、片や傍若無人。相い容れないのだろう。
そして、箒の台詞を聞いて驚いているのは二人だけではなかった。その台詞を受けた束自身が一番驚いていた。束自身も箒から好かれているとは思っていなかった。なので、面食らったという表現が一番しっくりくるだろう。
「………………わ、私はその二千倍くらい嬉しいよーーーーーーーーー!!!!!!!」
束はそう言って箒に抱きついた。そのまま強く抱きしめ、箒ちゃんと何度も言っていた。それをどうしていいのか分からないのか箒はオロオロとして、抱きつかれたままだった。
…………あ、箒さ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ