21部分:20:お見舞い
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院へ…これもまた走ったりしてるが。
途中連絡もとりあって、ほぼ同時刻に病院前で合流。
「ほい、貰ってきたぞ」
「アンタあんまり汗かいて無いわね、本当に丁度いいくらいなのね、これで」
「前に早朝ランニングの内訳きいたけど、おかしかったよ」
「私も一度一緒に行かせて貰ったけど…あれは無理だよ」
「お疲れ様良彦君、はいこれ」
「お、さんきゅー」
アリサが呆れ、なのはが苦笑し、フェイトは顔を青くし、すずかがスポーツドリンクをくれる。
ちなみに内訳だが、1時間程度のランニングのうち、最初と最後5分以外は、ほぼ全力疾走、途中50mダッシュを20分ほど連続で行うなどである、これは学校がある日のパターン。
学校が休みの日は、倍以上に延長も珍しくない。
「ま、いいわ…お見舞いいきましょう」
「「「「おー」」」」
お見舞いの受付で病室の番号を聞いて向かう。
すずかがノックして、中へ。
「こんにちは、はやてちゃん、お見舞いにきたよ」
「こんにちは、始めまして、すずかの友人のアリサ・バニングスよ」
「始めまして、高町なのはです」
「こんにちは、フェイト・テスタロッサです」
4人がそれぞれ挨拶し…良彦が入りながら
「いよう、はじめまして、はやて」
いきなり一言
「皆よろしくなぁ、八神はやていいます、はやてでええよ…んで、はいはい、はじめましてやな、良彦君」
「もう一寸おどろかないのか、はやては」
「昨日貰ったメールに、見覚えのある子が写っててん」
「…おう、そうだったな」
そのやり取りに、4人娘はぽかーんとし
「ちょ、よしくん、はやてちゃんと知り合いなの?」
「そ、そうだよ、なんか仲良さそうだけど」
疑問を浮かべるなのはと、追随するフェイト。
「てか、知り合いならそういっておきなさいよ!」
「良彦君てはやてちゃんと知り合う機会なさそうだけど?」
突っ込むアリサ、首を傾げるすずか。
「夏休みの頃にな、公園で偶々」
「うん、せやね、うちの子があってんよ」
「でかい犬とかの散歩もしたことあるし」
「へー、そうなんだ」
納得する皆
「ほれ、これお見舞い、翠屋のシュークリームだ」
「おぉ、ありがとなぁ、これ大好きなんよ」
「だとさ、なのは」
「にゃはは」
嬉しそうに微笑むはやてと恥ずかしそうに微笑むなのは。
「翠屋って、なのはの親御さんがやってるのよね、シュークリームはお母さんの桃子さん作よ」
注釈を入れるアリサ。
「そうなんかー、退院したら、実際いきたい
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