暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第33話 さあ領地改革だ!!でも人手が足りない!!
[3/10]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
合が入った様です。現在サムソンさんが打った武器は、(市場に流せば)ハルケギニアで他の追随を許さない高品質を誇っています。剣を志す者なら、のどから手が出るほど欲しい一品なのです。ある意味この反応は、当然と言って良いでしょう。
私はそのまま廊下に出て、自室に向かいました。風車の製図の続きをする為です。
ディーネとアナスタシアには悪いですが、実は書類仕事で2人には期待していません。2人には頑張っている所を母上に見ていただき、母上の心的負担を軽減してもらうのが狙いです。メンタル面は、身体に大きく影響を与えますから。
実際の作業負担の軽減は、選出された使用人達に期待しています。まあ、戦力になってくれるに越した事は無いのですが、2人の年齢を考えれば無理でしょうね。実は罰も与える気も初めからありません。その為に罰の条件を、“教育を無駄にしたら”にしたのですから。
父上が帰って来てから、5日の時間が経ちました。
私の作業工程は、風車設計図の引き直しが終わり、手押しポンプの弁の型作りに入った所です。全て終わったらプロトタイプを作り、実際に稼働して不備が無いか見なければなりません。そこまで終わったら必要な部品を作って、オースヘムに向かいます。
その日の夕食の席で、突然父上が口を開きました。
「ドリュアス家で問題になっているのは人材不足だ。この弊害を少しでも軽減する為に、各部署の連携を強化しておきたい。そこで守備隊長とマギ商会代表を呼んで、一度徹底的に話し合いたいと思う。また、ドリュアス領の青焼図を、信用おける者とは共有しておきたい」
なるほど。父上の言いたい事は良く分かります。現状で人材不足は、死に至る病と言って良いでしょう。青焼図の共有は、人材が育つまで持たせる抗生物質と言った所ですか。
「信用おける者とは、どの程度の立場の者を指すの?」
母上が父上に質問をしました。確かにその通りです。抗生物質の投与は、適量行わないといけません。この場合過剰投与は、敵に手の内をさらす事になります。
「取りあえず、守備隊長とマギ商会代表までだ。後は話し合いの場で、決定しようと思っている。私個人の意見としては、旧ドリュアス領(ドリュアス、タルブ、クールーズ)出身の幹部達までと考えている」
……妥当な所ですね。
「私は良いと思います。それ以上広まらないように、厳重に注意しておく必要がありますが」
見ると母上も頷いています。ディーネとアナスタシアも頷いていますが、本当に分かっているのですか?あなた達は……。まあ、今は分かっていなくとも、いずれ分かってくれる事を期待します。
「では、3日後のヘイムダルの週ダエグの曜日に、会議を開催する」
父上のが高らかにそう宣言しました。会議
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ