第五話 日常での異常
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
な人がこんな当たり前で脆そうな場所を平然と歩けるのだ、と記憶が告げる。
彼はそのままこちらの事なんて気付かずに擦れ違った。
それにほっとすると同時に待って、と言いたくなる。
自分の行動は正気だろうか、と思う。
頭ではなく自分のではない記憶があれは危険な人だとちゃんと報告している。
だけど感情があの人に興味を持っている。
何故かなんて分るほど自分は自分の事を知らない。
ただ知りたい、というある意味で子供らしい欲求に従い、少女は先程とは打って変わって彼の背中をおっかなびっくりで追う。
その先は何か大きなホールがあるけど少女───ジークには関係ない話であった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ