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バカとテストと召喚獣ing
54限目 僕と冬とバカ騒ぎ
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学校は既に2学期が終わり冬休み真っ最中。だが夏休み同様バカなFクラスは鉄人による補習(拷問)が繰り広げられていた

「ねぇ雄二」
「ナンだ明久」
二人の機嫌がものすごく悪かった
「ここって教室だよね」
「、、、ああ、ちゃんとした教室だ」
雄二の代わりに担任の鉄人が答えた

『どこがちゃんとした教室だーー!!!』
「こんな環境でゲーム、違った勉強できるか!」
「そうだ、そうだ。こんなところ居られるか!!」
「汚ねぇぞ、鉄人」
「うるさーい。こんな教室に居るお前たちが悪いんだろ!!黙れ!!」
Fクラスの現在の環境は隙間風が半端なく吹き付けて窓ガラスもいつ割れてもおかしくなく、そして何よりこのクソ寒い冬なのに暖房がない、という事だ。

「寒い、寒すぎる。なんて寒いんだこの教室は!」
「落ち着け、明久。そんな事言っても寒い」
「そうよアキ。防寒着持ってこないアキが悪いのよ」
「そうですよ明久君。この教室の極悪環境なめちゃいけませんよ」
教室は寒いがそれに反比例して皆はいつも以上に元気に騒いでいた。が、一人ムッツリーニはいつも以上に静かだった
「どうしたの?ムッツリーニ?元気ないけど」
「.....シャッターチャンスがない」
姫路と島田が防寒着を来ているため防備が厚いためムッツリーニの仕事がないのだ。だからムッツリーニはすることがなくただじっとしていたのだ
「まぁ元気出せよ、ムッツリーニ」
「そうだよ。そうだ皆天気いいから外行こうよ」
明久の提案で皆は補習が終わって皆は雪で真っ白なグラウンドに向かった。

「真っ白で綺麗ですね」
「そうね、日本の雪景色も綺麗ね」
姫路と島田は雪景色を堪能していた。が、バカな男たちは

「覚悟はいいか?明久」
「いつぞやの決着つけようか」
「行くぞ明久ーー!」
「「死ねーー」」
雄二と明久は雪球を投げ合っていた
「ちょこまかうぜぇな」
「ふん。僕の方が優勢かな?」
そして調子に乗った明久は雄二と取っ組み合いを組んだが
「取っ組み合いなら俺の勝ちだ!」
さすがの明久も取っ組み合いでは雄二には勝てずに雪に叩きつけられてしまった
「今だーー!やれーー」
倒れた明久めがけてどこからか現れた異端審問会のメンバーが明久を襲った
『死ねーー明久』
「イヤーー。寒い!冷たっ!やめて!!」
明久は頭から雪の塊を叩きつけられ、背中に冷たい雪を入れられた
「くそーー」

「相変わらずバカねぇ、アキたち」

「ハハハっざまーみろ!明久、ぐはぁっ」
余裕こいていた雄二が突如後ろから雪の塊が頭から降り注がれた。
「誰だっ!ってし、翔子!何でここに?」
「雄二を雪まみれにしてあわよくば.....雄二の服を脱がす!!」
「やばいっ逃げる!!」
「逃がすかーー
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