第十五問手掛かり
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僕は、普通に登校して雄二たちと雑談していたときだった。
「君かわいいね」
「もしかして転校生?」
「名前は?」
F クラスのみんなが突然入ってきた女子に話しかけていた。え?僕は、話しかけないのかって?それは、無理だよ。だって………
美波「アキ昨日のお仕置き終わってないわよ!!」
昨日公園で酔っぱらった姫路さんに抱きつかれた後その光景を美波に見られすぐに逃げたため今間接技を食らっていた。
鈴「私如月鈴ですけど………」
「ちっ、鈴かよ」
「まぎらわしーんだよ」
「さっさと変装とれ」
鈴の変装だって知ってみんな罵声を浴びせている。まぁそうなるよね。
秀吉「待つのじゃお主ら」
秀吉が入ってきた。あれ?秀吉僕より先に行ってたよね?
秀吉「これが如月の素顔じゃ今までのは、男装してたのじゃ」
へーそうなんだ………って
「「「エエエエエエエエエエエエエエ?!」」」
朝のホームルームが終わってから僕たちは、如月さんに事情を聞いていた。どうやらお見合いをさせられそうになってそれで家出をして今は、秀吉の家に泊まっているらしい。しかも如月グループのお嬢様なんて………
明久「そういえばなんで男装なんかしてたの?」
鈴「回りからなめられないようにってパパが……」
秀吉「それで相談なのじゃが如月の兄上を探すのに協力してほしいのじゃ」
瑞希「鈴ちゃんの兄探しですか?」
鈴「私のお兄ちゃんは、パパに口喧嘩で負けたことがありませんそれにお兄ちゃんは、色々と抜け道を知っています」
美波「抜け道って?」
鈴「私の家は、セキュリティが強くて中々外で遊ぶきかいがありませんでもお兄ちゃんは、そのセキュリティを調べ尽くしてセキュリティに引っ掛からず外に出る方法を見つけて私を外に連れていってくれましただからもしお見合いが始まってもお兄ちゃんだったら潰せるはずです」
雄二「にしてもお前の両親は、離婚なのか?」
鈴「はい私は、パパの方に、お兄ちゃんは、ママの方に引き取られました。それが五才の時です。あの時私は、お兄ちゃんと喧嘩して仲直りをしないまま離ればなれになってしまって……でも執事の西田さんがお兄ちゃんが文月学園に通っているって教えてくれたのでもしできたらあの時のことを謝りたいんです………」
もし僕が姉さんと喧嘩して仲直りをしないまま会えなくなったら辛いその気持ちは、分かる。
雄二「わかったお前の兄貴探し手伝ってやるよ」
美波「友達が困っていたら助けるのは、当たり前だしね」
康太「…………協力する」
明久「うん如月さんのお見合いを阻止しないと」
瑞希「それに喧嘩したままなのは、ダメですし」
秀吉「みんなアリガトウなのじゃ」
なんで秀吉がお礼を?
雄二「で、何か兄貴の事で分かることは、ないのか顔とか名前とか」
あ、スルーなんだ
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