混沌のプライド
第11話
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斗とギャスパーが向かってちょうだい。祐斗達は無理をする必要はないわ。体育館の方の決着が付いて、合流するまでは他の場所に敵が行かない様にしてくれるだけで良いわ」
「分かりました。それではギャスパー、行きましょう」
「はい、祐斗さん」
ギャスパーを連れて部室を出ると同時に体内の隠蔽系の魔剣を発動させて、自分とギャスパーの気配を周囲に同化させて移動する。そのままグラウンドの端の方にある建物の影に身を潜める。改めて探知系の魔剣を発動させてみると三人が旧校舎の方に向かって移動を始めている。まあその方向は僕が罠を仕掛けた場所ですから放っておけば良いでしょう。抜けられたらここから魔剣を精製して壊れた幻想で爆破すれば良いだけですし。
『ライザー・フェニックス様の兵士1名、リタイア』
位置的には最初の落とし穴に引っかかっていますね。
『ライザー・フェニックス様の兵士1名、リタイア』
今度は落とし穴を飛び越えようとジャンプして奥の落とし穴に引っかかりましたね。
『ライザー・フェニックス様の兵士1名、リタイア』
そして最後の一人は羽を出して飛び上がった所を少し高い位置に仕掛けておいたエクソシスト式の罠に引っかかり、地面に落ちた先に仕掛けてあった天使式の罠に引っかかりリタイアしたみたいです。全部の罠をコンプリートしてくれるなんて仕掛けた側からすれば嬉しい限りです。
「祐斗さん、もしかしてライザー様の眷属の方って」
「それほど強くはありませんよ。基本的にライザー様一人居ればどうとでもなるチームですから。それでも女王であるユーベルーナさんの様に十分強い人も居ますよ。まあ、副部長よりも弱いですけど。でもかなり高い確率でフェニックスの涙を所持しているでしょうから副部長が負ける可能性もあります。おそらく何も回復道具を持ち込んでいないでしょうから。何故用意しないんでしょうね?お金なら持っているでしょうに」
「でも、祐斗さんの在庫も異常だと思いますよ。何処と戦争するつもりなんですか?」
「念のためですよ。僕、全力で戦うとアレだけの量が有っても1日で底を尽きますから」
デモンベインにアルハザードのランプを搭載して全力でバルザイや黄金の剣を作り続けて、神獣弾や必滅呪法を連続で発動させればそれ位消費しますからね。上級悪魔1個師団が一月は全力で戦える物資が消えてなくなりますよ。燃費が悪過ぎますよ。
ですが、1個師団以上の働きは見せれます。というか単機で三大勢力と戦えますよ。無限の龍神オーフィスや赤龍神帝グレートレッド相手にどこまで戦えるかは分かりませんけど。
そんなことを考えていると体育館の方で大きな爆発音が聞こえてきました。
『ライザー・フェニックス様の兵士(ポー
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