lostman
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平均以下の大学生が町中で戦争屋のスカウトに会うとこから物語が始まる。
「だるい」
大学2年、コミュニケーションゼロ、3流大学生。三嶋楓は今日もご機嫌斜めだった。昔から友達が作れず、大学になる頃、とうとう決断し、都会の大学に行ったが、やはり、人付き合いが苦手でいまだ誰とも話さず。
そして、今日も一人で街を探索していると、子供が車に轢かれそうになっていて、思わず「危ない」と身をていして子供を助けてしまった。少年は「ありがとう」
とお礼を言い、去っていった。
そして、思いのほか疲れたので帰ろうとしていたら、
イキナリ背後から「お前家の流派継がないかと言われ」
後ろを見たら、身長180はある貫禄ある老人がたっていた。
「何言ってるんですか」
老人に話すと老人は「お前の病気も治るぞ」
と言った。
ぎょっとした!
何故この老人が俺の病気のことを知っているのかを。
「治りたいならこい」
老人はそれだけ言うと、すぐに立ち去ろうとして、俺は老人の後を追いかけた。老人が止まった先は県の警察学校だった。
老人が中に入り、自分も入ると、老人は学校の道場に入っていった。
「これを着ろ」
老人は古びた黒い胴着を俺に手渡し、俺はそれに着替えた。
「お前が病気で悩んでいるのは見ればわかる。そして、それによりどんだけ苦しい人生を歩んできたのかもな。」
「治したいか?」
俺は戸惑った、しかし、すぐに「はい」と答えた。
「ならば、お前に六真流を教えよう」と言った。そこから俺の生活は徐々に明らかに変わっていくような気がする。
そこからの生活は想像を絶するほど悲惨であった。授業を終えたらすぐに道場に行き、夜遅くまで老人、もとい師範代と稽古の日々、体すべてにアザ、打撲、時には骨も折れ、次第に体の骨格さえも変わっていってしまった。
ある日、稽古が終わると師範代はおもむろに契約書らしきものを俺に差出し「書け」とだけ言った。内容を見ようとしても見たこともない言語なので、「何てか書いてあるんですか」と聞いても、答えてくれず、面倒なのでしぶしぶ俺は内容も見ずにサインをした。
それから半年、俺はいつものように授業を終え、道場に向かったら、見なれない人物がいた。身長は3mはあろうかと言うぐらいの巨体で、至るところに傷跡があり、軍隊服のような服を着ていた。「師範、こいつですか?アーカーシャに新しく入る奴は?」
アーカーシャ?
俺は聞いたこともない名前と男の威圧感にやられて、何も言えなかった。
「そうじゃ。まああくまでもバイトじゃがな」
師範代は口数少なく、それだけ言い、また稽古をするように俺に言った。俺は稽古を今日もした。
その一週間後、俺は道場に行くと、見たこともない、模様のヘリコプターが道場の近くにあった。
「なんですかこ
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