暁 〜小説投稿サイト〜
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lostman
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いく毎日が続いた。ある時には、迷子の犬探し。ある時には、浮気調査。ある時には、闇金融の和解。ある時には、ヤクザの喧嘩の仲裁など、ありとあらゆる依頼をやり続けた。

「ありがとうございます」58回目の依頼を終えた後、道場に戻ると警察教官が
「師範代が、今きて目安箱を回収して言ったよ」
「そうですか」
「なんだい?かなりお疲れモードだね」
「人見知りなので人と話すの苦手なんですよ」

「まあいいじゃないか。師範代もそこを考えて今回この目安箱を設置したのかも知れないよ」
「そうですかね」
ため息しかでなかった。師範代が帰ってきて言いたいことも、もう言う気力がないほどに。
師範代は骸骨のお化けみたいな物体と一緒だった。
「拳闘の惑星からの帰還、おめでとう」
骸骨さんはなかなか、見た目によらずは気さくな奴だ。
「怪我はしてないか?怪我をしたら真っ先言え、俺は一応地球で言うところのドクターだからな」
「いえ、怪我はもう大丈夫です」
「こいつにあれを」師範代は骸骨さんに言った。
「ああ、彼があの病気ですか。ではこれをお渡しします」そういって、骸骨さんは俺にタバコのようなものを渡した。
「ライターはありますか?」
「いえ、ないですが」
「では、これを使ってください」そう言うと、骸骨さんの手から火がでた。もうこれぐらいでは驚かない自分が悲しかった。
「じゃあもらいます。吸ったらいいんですか?」
「そうですね。よく味わって吸ってください」

吸ってみた。苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!

気絶してしまった。
目を覚ますと、骸骨さんは「お前が特殊な病気なのは知っている。今回持ってきたものは日本で言うところの漢方薬みたいなものだ。
体調が悪くなれば吸いなさい」

それだけ言って、骸骨さんは消えていった。
「師範代、今のは」
「そのままの意味だ。お前は病気を治したいから流派を継ぎにきたのだろ。ならば、これはこの前の褒美だ」それだけ言うと、師範代は出かけて言った。

翌日、俺は授業の終わりもう一度漢方薬みたいなものを吸って見た。
苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い!苦い

なぜか昨日よりきつく感じたが、今回はなんとか気絶せずに耐えた。
夜、アパートに骸骨さんがきた。
「もうあれには慣れたか?」
「凄く苦いですね。何でできてるんですか?」
「言ったところでお前はわからないだろう?」
「ボス
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