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ると、俺は休憩所で寝ていた。看護師らしき人物が俺のほうに来て「大丈夫ですか」といい、「何とか」と言い返せた。
「怪我のほうはもう大丈夫だと思うので明日には退院できますよ」
「そうですか。あのここはどこなんですか?地球ですよね」
「いいえ、地球ではないですよ」
俺は仰天した
「マジですか!じゃあどうやったら地球に帰れるんですか」
「一か月に一回、惑星バスがあるのでそれに乗ればかえれますよ。ただし、ここ拳闘の星では硬貨がなく、料金は相手を倒した分だけ望が叶えれます。ですので、闘技場で少なくとも一回は勝ってもらわないと帰ることはできないですよ」

俺は「あんまりだよ。師範代」と天を見て言った。


俺はそのあと仕方なしにもう一度闘技場に行き、試合をするはめになった。
そしてまた負けた。

治してもらった。

また負けた。

治してもらった。

また負けた。

多分30回はやっただろう。やっとこさ何とか一勝することができ、俺は惑星バスに乗れた。

惑星バスは飛行機の50倍を超すでかさであった。これでようやく俺も地球に帰れると思い、疲れが溜まったのか寝てしまった。

「お客様、地球に着きましたよ」
ガイドさんに起こされ起きると、東京の東小金井公園にいた。バスはもういなく、ガイドさんが、それでは。とだけいうとすぐに消えてしまった。公園から家までは歩いて30分なので、帰ろうとすると、いきなり、体中が萎んでいく感覚に陥いった。

「喉が・・・・焼・・・・け・・・・る」

俺はあまりの喉の渇きにトイレまで行き、急いで、トイレの水を飲んだ。
20分はたつだろうか。ずっと水を飲んでいた。
飲み終わると、何とか体を動かして家まで行った。

地球に戻ると、日付はもう9月下旬に入っていた。俺は急いで学校に行き、履修登録をしに行った。そして、授業も出ずにすぐさま道場に行った。
「師範代!あれは何なんですか。言いたいことは山ほどありますが・・・・・・・
えーーーと、山ほどありすぎて何から言ったらいいか出てきません」
と道場で叫んだが、師範代の姿はどこにもなかった。
仕方ないので、近くの警察教官に聞いてみると
「雷鳥さんは、一か月前からどっかに行ってしまったよ」
「それはどこですか」
「わかんないなー。あの人は謎だらけだし、そもそもいつからいるのか、どこからきたのかもわからないからね」
「そうですか」
「そういえば、なんか知らないけど雷鳥さんがなんか、東京駅の近くに目安箱を作ったみたいだよ」
「目安箱ですか」
「そうそう、で、来た依頼は君が引き受けることになっているんだけど。いいの?」
まじですか。
また面倒なことになってしまった。
それからというもの、目安箱からくる依頼の数々を、淡々とこなして
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